お米の雑学 三平屋米穀店のサービス

米屋よりスーパーの米の価格が安いのはなぜ?

投稿日:2018年10月22日 更新日:

米屋よりスーパーの米の価格が安いのはなぜ?

 

価格が違うには、わけがあります。

 

「スーパーでは特売やそうでないときも
お米屋さんより価格が安いように感じます。
どうしてでしょうか?」
こんな質問をいただきました。

 

「同じ産地品種でも食味・品質が違います。」
それが私の答えです。

 

そうなんです。
私の店のお米の方が美味しいからなんです。
ちなみに私の店は、京都市左京区にあります。

 

 

 

米は米屋でしか売っていなかった

 

昔お米は許可のある米屋しか販売できませんでした。

規制緩和により米屋以外でもお米の販売できるように
なって数十年たち。

 

今では、スーパーをはじめいろいろな場所で
お米が販売されています。

 

お米を販売するところは増えましたが
米屋の数は減少しています。

 

米屋としては、ほんと寂しい限りです。

 

今や、米屋でお米を買うよりも
販売価格を安くすることで
販路を拡大してきたスーパーや量販店
でお米を買われる方が多いほどです。

 

でも、今も米屋として商売されているところは
スーパーや量販店には手に入り難い米や
品質や食味を重視してお米を選び販売しています。
もちろん自分の店で玄米を精米しています。

 

と書きましたが
他の米屋さんにアンケートとっていませんので
私の店の場合はということにしますね。

 

 

販売価格を先に決めての米は失敗が多い

一方、スーパーや量販店は
販売価格が安いことが前提の販売です。

 

例えば同じ新潟県コシヒカリを販売しているとして、
スーパーや量販店などでは、

 

まず先に
「○○県のコシヒカリを5㎏〇〇〇〇円」で販売する。
です。

 

極端な言い方をすると品質が良かろうが悪かろうが
どちらでもいいのです。

 

希望小売で売れるような米を
卸売り会社が赤字覚悟でも値引きして
納品してくれればそれでいいのです。

 

そういうお店は大抵販売する米の試食もしていません。

 

もちろんそんなスーパーや量販店ばかりではなく
ちゃんとした米を販売しているところもありますよ。
ただ、そういう店の米はある程度販売価格が米屋と似ています。

 

私の店では、仕入れ価格が高くても
試食してあまり美味しくない場合は
価格を下げたり、販売をしないことがあります。

 

 

 

過去にはこんな問題がありました。

この販売価格ありきの要求が過去に大変な問題となりました。
最近では少なくなりましたが偽装表示です。

 

最近では少なくなったと書いたのは
今でも年間何件かが偽装表示で摘発されているからです。

 

いろいろなケースがありますが
上記に書いたような場合だと

 

販売数量の多いお店には
卸売会社や産地などは
やっぱり買ってもらいたいので
少々の無茶を聞くことになります。

 

しかし、
薄利でもあればいいのですが
納入すればするほど
赤字になる仕入れ価格では
卸売り会社は損が増えます。

 

この損をなんとかしょうとすると
卸売会社は偽物を入れるしかなかったのです。

 

販売店はそのことを
知ってか知らずかは、わかりませんが
そんなお米を販売していました。

 

それが一時期すごく問題になりました。
そして、そういう不正をなくすため
お米の表示が厳しくなったのです。

 

もちろん厳しくなったのは、
このことだけでそうなったわけではありませんが
影響が大きかったことは確かです。

 

そんなこともあり
大手スーパーや量販店では
現在では、そういうお米を仕入れていることは
まず、なくなっていると考えられます。

 

しかし、販売価格ありきは変わっていません。

 

でも偽物をいれると卸売り会社はもとより
販売店にも責任が及ぶことになります。

 

 

偽物はいれていなくても食味や品質は?

そこで、どうしているのか?
その表示の産地品種を安く販売できれば良いわけですから
品質が悪くても関係なく袋詰めするのです。

 

米は収穫されると農産物検査を受けて
良いものから順に
1等、2等、3等、規格外と分けられます。

 

等級ごとに品質が違うので当然価格も違います。
ただ、等級は悪くてもその産地品種の米であることには
間違いありません。

 

規格外米ばかり使っていても偽物にはなりませんよね。
さすがに、その米だけでは見た目で品質の悪さはばれます。

 

等級は1等だからといって
食味がかならずしもとても美味しいとは限りません。
等級は外観などが重視されるものですから。

 

先ほど少し触れた食味ですが
米は天候に影響を受けやすいので
その年ごとに出来、不出来があります。

 

食味の良い地域もその年によって違うことがあります。
私の店では、その年の美味しい地域からできるだけ
仕入れるように心がけています。

 

でも値段ありきの販売の場合は
その産地で価格を安く仕入れられるのであれば
どこでもいいということになります。

 

もちろんそれはそれで良いと思います。
価格を安くできて、そういう価格帯のお米を
お求めになる消費者がいらっしゃいますからね。

 

ただ、米屋とスーパーの価格の差は
こういうところからも違いがでます。
ということをお知らせしたいだけです。

 

 

 

じゃぁ、なぜ米屋の方が美味しいお米なのか?

同じ産地品種でも食味・品質が違うのは

 

私を含めた自分の店で精米している米屋は
その年できのよかった産地を
全国から情報を取り寄せサンプルを取り寄せ
試食を何度も行い食味のいいお米を選んでいます。
私の店では、試食を年間2千回以上しています。

 

品質もできるだけ
等級の良いものを仕入れるようにしています。

 

また、同じ産地品種でも
栽培方法の違うお米もあります。
できるだけ減農薬など農薬の使用の少ないお米を
仕入れるようにしています。

 

そのような取り組みを長年続けてきたことが良かったのか

 

こんなこともありました。

 

食材はいつも有名百貨店でのみ購入されている方が
お米が少し足らないのでということで
私の店でお米のご注文いただきました。

 

お話を聞くと
お米は魚沼産のコシヒカリで
5kg4000円を超えていたそうです。

 

私の店でも魚沼産のコシヒカリを下さい
とのことでしたので
私が魚沼産のコシヒカリを配達しました。

 

後日、またそのお客様からご注文がありました。
「同じ魚沼コシヒカリなのにおたくの方がとても美味しい」と
うれしいお言葉をいただきました。

 

高級なお米を扱う百貨店ですら
食味で米屋の米にかなわないのです。
うれしい事実です。

 

このお客様は、現在も、定期的にご購入いただいています。

 

ちなみに百貨店の魚沼コシヒカリはスーパーと違い
私の店の方が価格は安かったです。(笑)

 

お米についてもっと知りたい方は
下記LINE@にご登録いただいて
メッセージをいただくかお電話にてお問合せくださいね。

京都で創業120年の米屋・三平屋米穀店の4代目店主・大久保のこだわり

三平屋米穀店の4代目店主
大久保 義文(おおくぼ よしふみ)

生年月日1962年11月3日

年間2千回以上の試食をする
お米マイスター・大久保のこだわりとは

今ならLINEの友だち登録でお米マイスターの情報誌プレゼント!

LINE公式アカウントの友だち登録してくださった方に
お米マイスターからしか手に入らないお米の情報誌「米すたいる」をもれなく プレゼント!

友達登録した後に住所、氏名、電話番号をご記入ください。
確認次第発送いたします。

↓↓↓登録は下のボタンから↓↓↓

友だち追加

↓↓↓いろいろなお米の食べ比べがしてみたいなら↓↓↓!

お電話での問い合わせはこちら

京都の米屋 最高級米専門店 三平屋米穀店

三平屋米穀店運営のネットショップはこちら

-お米の雑学, 三平屋米穀店のサービス

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

歯医者がごはん食をすすめる理由

歯医者がごはん食をすすめる理由

お米の頒布会していませんか?

お米の頒布会していませんか?

お米は太るだけではないの?その栄養素成分の種類は体に良いの

お米は太るだけではないの?その栄養素成分の種類は体に良いの

こども食堂にお米を寄付とは

こども食堂にお米を寄付とは こども食堂って何   全国のお米屋さんの組合、 日本米穀小売商業組合連合会の お米マイスター全国ネットワーク部会で   社会貢献活動の一環として、全国の …

無洗米って味どうなの水に濁りがあるけど炊き方は?

無洗米って味どうなの水に濁りがあるけど炊き方は? 無洗米の水が濁っているのですが   水の冷たい時期は 冷たい思いをしなくてもいいですし 手をけがしていたり、不自由なかたでも 洗米しなくてい …

カテゴリー