米品質・米特徴

新米2019年産の評価は?山形県の「雪若丸」と「つや姫」入荷!

投稿日:2019年11月10日 更新日:

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最近毎日くらいに新米が入荷しています。

先日も、新潟県の新之助(しんのすけ)という品種。
山形県の雪若丸(ゆきわかまる)そして、つや姫(つやひめ)の新米を入荷しました。

それに、産地での厳格な品質検査に合格したお米だけに
その名前の袋に詰めて販売することを許されている
「土佐天空の郷」(とさてんくうのさと)「ヒノヒカリ」と「にこまる」
の2品種も新米が入荷しました。

「朱鷺と暮らす郷」と名付けられた新潟県佐渡市の認証米コシヒカリも新米入荷です。

それに、北海道の品質が良い地域に限定された「ゆめぴりか」という品種の新米も入荷しました。

そして、福井県で無農薬無化学肥料で栽培されているコシヒカリの新米も入荷です。

では、それぞれの品質はどうなのでしょうか?

2019年産米の評価は?

あくまでも、今回玄米で入荷したお米についてです。
かならずしも、その産地すべてのお米を評価するものではございません。

玄米の品質が例年よりも悪くても
精米して試食すると美味しいこともあります。

連日の新米入荷で試食のできていないお米もありますが
試食次第このブログで追記します。

 

新潟県産 新之助

新之助ですが、新潟県と言うこともあり今年の天候不順によるコシヒカリの品質の悪さから
新之助の品質も心配していたのですが、コシヒカリに比べるとまずまずという感じです。

品質の評価としてはランクが一番上の1等米で玄米を入荷しています。
昨年に比べると玄米での見た目は少し劣っているように感じましたが
食味はまずまず合格点美味しいお米でした。

ただ今年の場合は新潟県に限らず同じ産地でも地域によって品質の差が大きいので
あくまでも今回入荷した新米についてになります。

 

山形県産 雪若丸・つや姫

山形県の雪若丸とつや姫については
まだ来たばかりで試食は週明けにでもする予定です。

が、玄米の見た目でいうと
雪若丸はまずまずですね。
大粒が特長であります。しかし、今年はどの産地も例年より小粒に感じていますが
今回入荷した雪若丸は昨年とかわらないように感じました。

試食もしましたが、昨年並みに美味しいお米でした。

 

 

一方、つや姫ですが
玄米は少し粒が小さめですね。
それに、着色粒という虫などの影響で米粒に黒っぽい模様がついている米粒も目に付きます。
1等米で仕入れたのですが、本来なら2等米に近いお米ですね。

もっともこれは外観の評価でありますから、精米して試食した結果はまだわかりません。
意外と美味しいこともありますので試食の結果はまたこの記事に追記します。

ちなみに、山形県産のこの2品種は減農薬減化学肥料栽培の特別栽培米です。

精米し着色粒などを機械で除去したらけっこうきれいなりました。
試食もしましたが、少ししっかり食感かなと感じましたが食味は美味しかったです。

 

 

高知県産 土佐天空の郷ヒノヒカリ・にこまる

特別栽培米で棚田米のヒノヒカリ、にこまるともに1等米で入荷しています。

今回入荷の生産者のヒノヒカリはまずまずです。
というのも昨年は例年になく1等米でも検査が甘いのではと思う感じだったので
今年は例年並みの感じです。

にこまるも同じく1等米でまずまずですね。

ここで評価しているのは、玄米の外観です。
こちらも試食は週明けに予定です。が、問題なく美味しい感じです。
結果は追記しますね。

試食しました。
両方とも甘みのある美味しいお米でした。
本来はにこまるの方が軟らかい感じですが、
今回入荷した分のヒノヒカリも軟らかい感じがしました。

 

新潟県佐渡市の認証米! 朱鷺と暮らす郷コシヒカリ

今年品質が例年になく悪い新潟県のコシヒカリのなかでも佐渡市は少し品質がましなようです。

食味も問題なく美味しいお米でした。
1等米で入荷しましたが、同じ新潟でも本土のほうの1等米のコシヒカリと比べると
佐渡市の方が品質が良いですね。

とはいえ、例年に比べると粒は小さいですね。
それに今回は全量1等米でしたがやはり2等米の比率が高いようです。

 

北海道産 ゆめぴりか

北海道の品質が良い地域に限定された「ゆめぴりか」という品種の新米も入荷しました。

北海道では独自に品質評価をして同じ品種でおそれぞれランク分けしています。
当然ランクにより品質や価格が同じ品種でも違います。

昨年産の北海道は天候不順により品質は最悪でした。
というか、今年入荷したランクの品質のお米がほとんどなく販売休止しました。

ですから、今年このランクの新米が入荷できただけでも良かったと思っています。
玄米検査1等米ですが、やはり少し乳白粒が目につきます。
まぁ、でも問題ないと思います。

成分分析もしているので通常通り粘りのあるお米になっていると考えられます。
試食後詳しい評価を追記します。

試食しました。
特長の粘りもあり美味しいお米でした。
粘りが強いお米がお好みの方にはおすすめですね。

 

 

無農薬・無化学肥料栽培!コウノトリ呼び戻す農法米福井県コシヒカリ

福井県で無農薬無化学肥料で栽培されているコシヒカリの新米も入荷です。

コウノトリの餌となる小魚、かえる、どじょうなどが生きていける環境のまま育てたお米で農薬、化学肥料を一切使用していません。
昭和45年、このお米の産地に舞い降りたコウノトリをもう一度呼び戻そうとはじめた農法で作られているお米です。

玄米1等米で入荷しました。
今年のコシヒカリは高温障害等で品質が悪いですが、1等米でした。

でもやっぱり厳しく検査すると2等米でもおかしくないかなという外観です。
無農薬米ということもあり米作りも難しいところもあります。

試食後の評価は追って書きますね。

試食しました。
外観の悪さのわりには、まずまずの食味です。
とびきり美味しいとまではいきませんでした。

農薬や化学肥料を使用していない点を重視する方にはおすすめです。

生産者が複数いますので今後入荷するお米の食味がどんどんよくなってくれるように期待します。

 

 

今年福井県を含む北陸のお米もコシヒカリなどは品質が例年よりよくありません。
富山県などもコシヒカリで2等米ってあまりなかったのですが今年は多いようです。

昨年本格的にデビューした新品種いちほまれも1等米で入荷していますが
白い粒のお米が目立ちます。

昨年インパクトが強かっただけに今年はさらに美味しいお米をと願っていましたが天候には勝てませんね。
結果、特別栽培米のいちほまれですが契約数量の半分以下の収穫になりました。

残念です。
その代わりに、農薬化学肥料を通常よりも2割減らして栽培したエコ米のいちほまれを代替米として入荷しました。

まだあと少し入荷予定の新米があります。
早くすべての新米を確認して今年の販売米の強化をしたいと考えています。

しばらくは、スポットでも美味しい新米の情報があれば都度入荷しますので
ますます試食が追いつかないかも(苦笑)

 

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