朝ごはんを食べるのは体に良いのか?
よく朝はしっかりご飯を食べましょうといいますよね。
でも、これって本当に体に良いのでしょうか。
目次
朝ご飯を食べましょう
あなたは、毎日ちゃんと朝ごはん食べていますか?
コーヒーなど飲み物だけや食べていないという方も多いようです。
食べていてたとしてもお米でなくてパン食や、なかにはお菓子という方もいるようです。
たしかに、朝にお米のご飯だと面倒だと考えますよね。
パンなら出せばいいだけですから。
ちなみに、私の店がある京都はパンの消費量日本一らしいです。
米屋としては複雑な気持ちです。(笑)
でも、朝にお米のご飯を食べるといいことがいっぱいあるって知っていましたか。
朝ごはんは、脳のエネルギーのもと
脳は午前中がもっとも働くといわれています。
ですから、集中してしたい仕事や勉強は午前中にするという方もけっこういらっしゃいます。
脳はあなたもご存知なように、体のいろいろな期間をコントロールしている心身の司令塔といったところです。
その脳を働かせるエネルギー源こそがブドウ糖です。
このブドウ糖は、ご飯などに含まれる炭水化物(でんぷん)という栄養素が分解されて作られます。
脳を活発に働くようにするためには、エネルギー源であるブドウ糖を毎朝規則正しく与えなければいけません。
だから、朝ごはんを食べないと脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足するので脳が働くスイッチが入りません。すると体がだるいなと感じたり、集中力が低下していらいらしたりすることになります。
朝ごはんを食べることでブドウ糖を補給し脳に働くスイッチを入れさせることが必要です。
炭水化物ならなんでもいいのでは
ブドウ糖が含まれる炭水化物ということでは、パン、めん、パスタなどでもいいのではないか?
そうなんです。パン、めん、パスタなどもブドウ糖が含まれていますからいいことになります。
が、
お米のように粒ではなく粉を固めたものですから吸収もはやいので持続力が粒で食べるよりもありません。
米粒の場合は、ゆっくりと消化吸収されるので脳に届けるブドウ糖も持続力があり、さらに腹持ちもいいのでお腹がすきにくくなります。
粒なのでパン、めん、パスタなどに比べよく噛むことになります。
これも脳や体に刺激をあたえ、体を目覚めさせる効果があります。
朝ごはんをたくさん食べても、1日のはじまりなのでほとんど代謝されることになり太ることも考えなくていいです。そういう意味では、ダイエット効果もあるということです。
朝ごはんを食べている人は優秀
朝食と学力の関係について文部科学省が行った調査によると
朝食をきちんと食べる習慣のかる子供とそうでない子供とを比較した場合
朝食をきちんと食べる習慣がある子供の方がテストで正しい回答が多いという結果がでています。
また、体力の面においても朝食を食べている子供の方が体力合計点が高いという結果がでています。
文武両道にも朝ごはんは良いということですね。
理想は温かいみそ汁も
寝ている間に体温は約1℃低くなります。
朝起きて朝ごはんを食べることで体温が上がります。
しかし、朝ごはんを食べずに学校や職場に行くと
椅子に座ったとたんに体温が下がり始め、給食や昼食の時間まで中途半端な低い体温の状態になります。
そうなると集中力も欠けボーとしたりすることになります。
ですから、朝ごはんをしっかり食べて体温を上げて脳や体が活発に働けるようにしなければいけません。
温かいご飯に、みそ汁は体温をあげるうえで効果的だといわれています。
朝ごはんをたくさん食べる方法
朝ごはんの大切さをわかっていただけたと思います。
「ただ、朝は食欲がないんですよね」という声があります。
いい方法があるんですよ。
最近は夜遅くまで起きている人が増えて、夕食が遅くなったり夕食後お菓子や夜食を食べたりするご家庭があります。
そして、朝は出勤や登校する時間ぎりぎりまで寝ているので朝ごはんを食べる暇もないし食欲もない当然ですよね。
そして、1日がはじまり同じように夜遅くまでということの繰り返しになっています。
ですから、この悪いサイクルを変えることが必要です。
特に子供は夜更かししていていいことは何もありません。
塾などで遅くなることもあるので仕方ない面もありますが
できるだけ夜は早く寝るようにしましょう。
そして、朝は早めに起きて余裕をもって朝食をとるようにします。
一度早起きすると、その日の夜は早く眠くなるので
次の日に早起きしても初日ほど苦にならないと思いますよ。
それを続けていけば、朝はもりもり朝食を食べ、夜は早めに寝るので間食も少ない
なんとも健康的じゃないですか!
ダイエット効果も絶対ありますよ。
昔から、早起きは三文の徳と言われていますから
早起きして朝ごはんいっぱい食べてくださいね。
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