こども食堂にお米を寄付とは
「こども食堂」ってお聞きになったことがある人も多いでしょうね。
こどもに食事を与える食堂です。
けっしてこどもが経営している食堂ではありません。
そんな「こども食堂」を運営されている方々の手助けができます。
目次
こども食堂って何
全国のお米屋さんの組合、日本米穀小売商業組合連合会があります。
その中に、お米マイスター全国ネットワーク部会というものがあり
社会貢献活動の一環として、全国の「こども食堂」へお米を寄付するための活動を開始しました。
「こども食堂」って聞いたことありますか?
私は、以前何かのテレビ放送でこの「こども食堂」ということを聞いた記憶がありますが
そのときは、テレビから流れてくる音声を何気なく聞いていただけなので、こどもに食べ物を与える取り組みをしている?くらいにしかとらえていませんでした。
そして、家でご飯が食べられない貧困家庭のこども達が来るところかなという認識でした。
しかし、今回米屋の組合の「こども食堂」にお米の寄付をします。
という報告を受けて
少し「こども食堂」について調べてみました。
こども食堂がはじまったのは
まず、その名付け親が、東京都大田区で小さな八百屋気まぐれ八百屋だんだんと呼ばれている「だんだん」の店主近藤博子さんという方です。
ちなみに「だんだん」とは「ありがとう」という島根県の方言だそうです。
他にも鳥取県、 愛媛県 福岡県などでも使われているようですね。
なんでも店をはじめるとき名前を付けるならこれしかないと思ったそうですよ。
「こども食堂」の名前が使い始められたのが2012年頃だそうです。
まず言っておられるのが「こども食堂は、こどもの食堂ではない」ということです。
ん、これってどういうこと?
こども食堂とは、「こどもが一人でも安心して来られる無料または低額の食堂」ということだそうです。
地域の中に子どもが一人でも行ける場所が少ない。
だから、何かの食事会にこどもが参加しているのも「こども食堂」なのだと広い意味で考えているそうです。
ようするに、こども食堂は食事を提供するだけでなく、子どもが子どもたちどうしで、あるいは地域のさまざまな大人たちと触れ合うことができる交流の場所でもあると考えられています。
こども食堂への寄付米募金シールの取り組み
「こども食堂」は草の根的なボランティア活動として広がっているようです。
個人的にやっているものを含めると、全国的で2,300カ所以上あるといわれていますが
今回の米屋の組合の寄付は全国こども食堂ネットワークに加盟している約350カ所(こども食堂ネットワークHP参照)に限定するそうです。
加盟している食堂は、ある程度信頼できるNPOやボランティアが主催しているものであるからだそうです。
こども食堂ネットワークHPの「手伝いたい人」によると、お米は献立の中心となるので、寄付は大歓迎です。ということです。
そんなこともあり、米屋の組合として支援に乗り出したのでしょう。
こども食堂は、月に1~2回程度公民館等で開催することが多いため保管に困るお米の現物寄付ではなく平成30年度は「お米券」で寄付をしています。
どんな環境でも「お米があれば何とかなる」と頑張れる子供達になるようにということを言っていますがこれはいかにも米屋の組合員向けの言葉ですね。
こども食堂には、まだまだ問題が!
こども食堂 = 貧困家庭というイメージが強く
そこに、食べに行くのがはずかしいと思い結局行かない子がいるそうです。
一方で、安いご飯を食べにきた感覚の普通の親子もいるようで
こども食堂にくる人の考え方も様々なようですね。
まだまだいろいろな問題があり、こども食堂について賛否両論があるのも確かです。
しかし、こども食堂のおかげでいつもは、一人で食べているごはんを月に数回ではあるものの地域の人たちと一緒に楽しくごはんを食べているこどもがいるのも確かなことです。
一人で食事をしているこどもたちを支援する取り組みに米屋の組合が参加したということで支援の一助にでもなればと私の店でも協力させていただいております。
折しも、新米の季節です。
この新米シールをは貼ることで1枚ごとに10円の募金になります。
すでに、このシールを貼って販売しているお米もあります。
皆様の思し召しに感謝申し上げます。
こども食堂へのお米を寄付することにかんして、ご意見や質問などございましたら下記LINE公式アカウントにご登録いただいてメッセージをいただくかお電話にてお問合せくださいね。