新米が美味しい季節になってもたくさんの古米が残っている。
知り合いから古米をたくさんもらった。
なかなか減らない古米。できれば早くなくしたいですよね。
とはいえ、捨てることはなかなかできませんよね。
そんな古米を少しでも美味しく食べられるような炊飯方法は?
目次
古米が美味しい炊飯方法の水加減は?
「古米を美味しく炊くのはどうしたらいいかな?」
いつも私の店でお米を買っていただいているお客様が質問されました。
知り合いからお米が送ってきたのだが、どうやら古米らしいというのです。
その前は私の店の米だったので水加減が全然うまくいかないらしいのでちょっとお米屋さんに聞いてみようとお電話くださったそうです。
お知り合いから送ってきたお米だけにまずいからと言って捨てるわけにもいきませんよね。
それなりに、お礼をしなくてはいけないこともあるかも知れません。
でもなにより、その古米を食べきらなければなりません。
さて、その古米の水加減ですが、これはご存知の方も多いかと思います。
水は多めにしましょう。
古米というと収穫から1年間をすぎたお米です。新米と比べるとみずみずしさがなくなっています。
どうしてもパサつきぎみななりがちですので、それを補うためにも水加減は多めにすることをおすすめします。
それに、水に浸ける時間も少し長めにしたほうが芯まで水を吸いこみふっくら感がよくなると思います。
水加減を多めにしてもうまくない
水加減を多めにして古米を炊いてみると、それまでよりは食べやすくなった程度で美味しいとまではいかないことも多々あります。
えー、それじゃぁどうするの?
簡単に美味しくなる方法としては、粘りのあるお米を混ぜることです。
粘りのあるお米の代表は、もち米ですよね。
もち米をその古米に少しだけでも混ぜるとかなり食味や食感が改善されます。
古米のパサつき具合にもよりますが、1割も混ぜれば十分粘りがあるお米に変身します。
もち米以外では、低アミロース米と言われる粘りのあるお米もあります。
ミルキークイーンなどはけっこう有名な低アミロース米です。これも混ぜれば粘りが出ます。
もち米よりは少し多めの割合を混ぜた方が良いと思います。
ですから、価格的に考えるとどちらがお得か計算して買われるほうが良いかと思います。
混ぜる割合ですがあなたのお好みでいいです。それを見つけるまでは、何度かいろいろな割合で試してみることをおすすめします。
古米をおいしくご飯料理に!
古米は先へ行けば行くほど品質が落ちてきます。できるだけ早く食べきりたいですね。
でも、あまり美味しくないごはんを大盛で何杯も食べることは難しいです。
それなら、古米のパサつきを利用したご飯の料理を作るのも一つの方法です。
味付きなので毎日は無理かも知れませんが、1週間に2、3度くらいなら美味しいくいただけるのではないでしょうか。
どんな料理がありますか?
ポピュラーなものではチャーハンなんて良いですね。パラっとした美味しいチャーハンを作りやすくなります。
家族や友人たちで手巻きすしパーティーなんて楽しそうで良いですよ。
それに、みんなでたくさんで食べると古米もたくさん減ってくれますね(笑)
おすしは、プロの店でも古米を使用することが多いのです。中には古々米を使うお店もあり美味しいおすしを作るには、新米よりも古米の方が良いのです。
他にもレシピサイトなどを見ればいろいろなアイディアが満載です。
ただ、古米といっても品質の良いもので保管が適切にされたものなら、下手な新米より美味しいことも珍しくありません。古米をもらったからと言って一度も食べずにまずいお米と判断するのはやめましょう。
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