籾摺りの段階などで熟していない小さな米粒などふるいにかけられて落とされた「くず米」。
籾摺りや玄米をふるいにかけた時にでることが多いですが、精米後ふるいかけたときにもでます。
もっとも精米後の場合は砕けた米粒やかけた米粒など単に小さな米粒だけではありません。
精米を自分の店でしている米屋ではこういう米粒が多くでます。
それを販売しているのかというと、お店によって様々です。
販売しているとしても、かなり安い価格でしょう。
目次
くず米を販売しているの
Q、
「くず米って言うんですか?粒の小さなお米」
「もし販売しているのなら、買いたいのですが」
A、
以前は、販売していたのですが現在はしていません。
ただ、いつ取りに来るか言ってくださればご用意することができます。
数年に一度くらいですがこういう問い合わせがあります。
ご来店されてが多いのですがご年配の方が多いですね。
聞いてみると家の庭にスズメがくるからエサにしてあげようと思っている人や散歩でいく公園にハトがいるのでエサにしてあげようと思っているなどが多いですね。
私の店では鳥のエサとして購入されるお客様が多いですね。
他のお店では、お粥ように販売したり同じエサでも犬や猫に食べさせているお客様もいるようです。
あと料理好きの人はおやつなどを作る方もいらっしゃいます。
ところで、くず米って何
くず米は屑米とも書かれることもあります。
籾摺り(玄米を包んでいる皮を剥く)のときや玄米を一定の網目のふるいに通して精選する際に下に落ちた低品位米です。
本来は、米菓、みそ、穀粉、ビールなど加工原料とされるのですがくず米をさらに特殊な機械で精選したお米は、一部主食用としても使用されています。
これは、中米といわれています。
普通のお米と、くず米の中間ってことで中米です。
ただし、ここで私がいう、くず米はそんなお米を仕入れていることではなく私の店で玄米(茶褐色)を精米したときに一定の大きさの網でふるいにかけて下に落ちた砕米や小さな粒のお米のことを言っています。
落ちたお米を集めただけなので何も後の処理はしていません。
くず米や砕米、こごめは米ぬかも少し混じっています。
ですから、普通のお米に比べてかなり安い価格で販売できます。
数が多く必要な場合はお時間をいただいております。
くず米もいろいろ
くず米の中にも粉々な米粒から普通のお米を少し小さくしたくらいの米粒まで幅があります。
先ほども少し書きましたが普通のお米に近いものは中米として流通しています。
この中米も普通のお米に比べると価格は安いですがくず米の悪いのよりは価格が高く、どちらかというと普通のお米に近価格ですね。
以前私の店で網から落ちたこごめをきれいに処理して5kg1250円で販売していたのですがかなり評判がよかったです。
それもそのはず、私の店では品質の良いお米しか精米していませんのでふるいの下に落ちたお米とはいえ良い米であることには違いはありません。
そのまま食べるとやわらかくというか少しべちゃつきぎみではありましたが当時の価格からすると美味しいと思います。
それに、そのお米を普通のお米に少し混ぜてやわらかくして食べていたなんてお客様もいらっしゃいました。
ただ、普通の精米よりはぬかが混ざることが多く夏場などはどうしても虫がわきやすくなります。
それに精米したお米の一部だけが、ふるいの下に落ちるので常時たくさんの量がありませんでした。
なので、売り切れ中も多かったのです。
そんなこともあり、今はそのくず米(こごめ)は販売していません。
でも、冒頭でお答えしたように以前のようにきれいに処理していないくず米なら前もって聞いていれば取っておくことはできますのでお気軽にお声がけくださいね。
価格も安いです。
販売しないとくず米(こごめ)はたまってきますよね。
たまったくず米(こごめ)はどうするのかなと気になる方もいらっしゃるでしょうね。
ご心配にはおよびません。
ちゃんと業者が持って帰ってくれます。
代金はかなり安いですが。
代金を払ってもらっているので大きな声では言えませんがほんと、めっちゃ安いですよ。(笑)
定期的に持って帰ってもらいますのでもし、くず米(こごめ)が必要な方がいる場合はその分を置いておくことができるので前もっておっしゃってくださいとお願いしています。
私の店では常時網目の粗いものを使用しているのでけっこう大きい米粒も落ちていますよ。
くず米(こごめ)を有効利用しようとお考えの方はご遠慮なく下記LINE公式アカウントにご登録いただいてメッセージをいただくかお電話にてお問合せくださいね。