もち米を少し購入したいけれどどこのお店がいいの
もち米ってそんなにたくさん使うことってありませんよね。
必要な分だけで量り売りしてくれると便利です。
当店では、少量のもち米でも量り売りしています。
目次
もち米少量で販売してくれますか
ある日のこと
お客様
「もち米を販売していますか?」
私
「はい、販売していますよ」
お客様
「あの、どれくらいの量の袋なんですか」
私
「あ、ご入用の分だけおっしゃっていただければ
何gからでも量りますよ」
「ひとつかみ分でも大丈夫ですよ(笑)」
お客様
「いゃあ、ほんとに少しでもいいんですか」
私
「はい」
お客様
「助かります。そんなに使わないので必要な分だけほしかったのですがスーパーに行ったら1kgや2kg入りの袋詰めしかなくって困っていたんです」
「1kgでもかなりあまるので残ったのをどうしようかと思って」
「そしたら、近所の奥さんがここなら量り売りをしているよと教えてくださったので来てみました」
「いつもお米は田舎から送ってもらっているのでもち米だけ少量で買いに来るのはちょっと気が引けたのですが」
私
「いえいえ、そんなこと全然気にしないでください」
「必要なものを必要な時だけ買っていただければそれだけで十分ですよ」
「それより、わざわざお越しいただきありがとうございました。」
「近所なら少量でも配達しますよ」
お客様
「ありがとうございます。」
「今日は、来たので持って帰ります」
「すみません。もち米を2合だけお願いします」
私
「わかりました。ありがとうございます。すぐ量りますね」
こんなやり取りがありました。
もち米を少量で販売している理由
もち米ってたまに使うことがありますよね。
ま、好きな人はよく使っておられますけども。
そんな時、ちょっとだけ量り売りしていると便利ですよね。
私の店ではg単位で販売しているので、このような2合(300g)や1合(150g)の注文もあります。
このように買いに来られたり電話でご注文をいただいたりするのですが皆さん口をそろえたようにおっしゃるのが「もち米はあまると困る」です。
普通のお米と違い残ったもち米の利用方法に困るようです。
それで、また次に使う時まで冷蔵庫に袋のまま置いておきそのまま、時が過ぎて行くとその存在すら忘れてしまい。
ある日冷蔵庫の整理などしているときに偶然見つけることに。
でも、その時にはいつ買ったのかも忘れるくらいに長期間がたっているので変色していることもあります。
実際、こういうお話を私に聞かせてくれたお客様はけっこういるのですよ。(笑)
少量で販売しているのですがどうしても1合や2合だけというのはお客様によっては気を遣われる方もいらっしゃり少し多めにして購入されるようです。
ご遠慮なく少量でお求めくださいね。
もち米にも品種がいろいろあります。
もち米にもうるち米(普通に白ご飯で食べる米)と同様に品種があります。
品種によって食味、品質などが違います。
もち米にとっての特長である粘りも品種によって差があります。
私の店では滋賀羽二重糯という品種のもち米を主に販売しています。
このもち米は生産量はそんなに多くないのですが餅としての評価は最高級です。
京都の高級和菓子やさんなども使用する最高級のもち米です。
東日本では、「こがねもち」というもち米が最上級として有名です。
ちなみに、宮城の「みやこがねもち」は異名同種のもち米です。
新羽二重糯、ヒヨクモチ、はくちょうもち等々作られているもち米だけでも80種類くらいの品種があります。
米屋という職業ではありますがお恥ずかしい話もち米はそんなに多く試食しておりません。
というのも昔から私の店が京都市ということもあり滋賀羽二重糯が容易に仕入れられたことにあります。
通常、もち米はそんなに頻繁に召し上がるものではないので、せっかくなら特別な日に高品質なもち米を使用していただきたくこの滋賀羽二重糯だけをもち米として販売してきました。
おかげさまで好評です。
あっ、それと黒米ってご存知ですか?
古代米と言われているお米ですが、この黒米にも、もち種とうるち種があって黒米のもち米も数種類あるんですよ。
皮を剥くともち米と同じ真っ白です。
もち米の調理法
もち米を使って赤飯やおこわ作りますよね。
意外にもち米の中でも粘りが少ない硬めのもち米の方が最適と言われています。
滋賀羽二重糯なら古米の方がうまくできるというお米屋さんも少なくないですね。
もちろん好みなのでもっちりが強いほうが好きな方は軟らかいもち米でもOKですよ。
赤飯やおこわにするときに水に浸けておく時間は2時間くらいでいいですが、お餅にする場合は8時間以上ですね。
前の晩からつけておいたらいいでしょうね。
浸けすぎると水っぽくなりますがよく伸びます。
浸けすぎないようにすれば甘さが引き立ちますが、ちょっと硬めで伸びがすくないです。
これもお好みですね。
どちらにしろ調味料をつけて食べるならいっしょかな。
余ったもち米はどうしよう
もち米があまった場合はどうしましょう。
最近はインターネットでレシピのホームページなどを見ればいっぱいもち米を使った料理の紹介がされています。
ここでは、材料もいらない簡単に使える方法をお伝えしますね。
ずばり、普通のお米に混ぜて炊いて下さい。
ね、
これなら手間いらずでしょ。
炊き上がりに召し上がるのもいいでしょうしもし、お弁当を作られているならお弁当にこのご飯を入れると冷やご飯でも、もっちりして美味しいですよ。
ただし、普通のお米にもち米を3割以上混ぜるとお腹がもたれることもあるのでできれば1~2割くらいがちょうどいいと思います。
もちが好きだ!という方ならもっと入れても大丈夫かな。
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