せっかくの美味しいお米に虫がわいた!
こんな経験あるかもしれませんね。
原因を知ることで少しは虫がわくことが減るかもしれません。
虫がわきづらくなる対策をとって美味しいお米を気持ちよく食べましょう。
目次
お米の虫がわく原因は?
お米に虫がわく原因はいくつかあります。
なぜお米の虫はわくのでしょうか?
じめじめむしむしの梅雨時から夏場にかけて。
お米の虫がわきやすくなります。
いろいろな種類の虫がわきますが
どれもあまり気持ちのいいものではありませんね。
仮に食べても害はないとされていますが
そんなことを考えたくもないでしょう。
人によっては、アレルギーを起こす場合があります。
購入数量や保存方法を工夫することで
お米の虫がわくのを予防することはできます。
しかし
実際完全に虫がわかないようにすることは
まず不可能ではないのかなと思います。
というのも
日本の場合はお米の収穫後に
防虫・防カビ・防腐などのための
農薬処理をしていません。
ですから、
稲刈りした後の
籾(もみ)、玄米などに
虫のたまごがついている可能性があります。
最近では、農薬の使用を少なくした
栽培方法も増えています。
そうすると、残留農薬が少ないので
虫がわきやすくなります。
もちろん、すべてのお米に虫がついていたり
虫がわきやすいということではありません。
お米を購入されたりもらったりされた方の中には
お米の虫など一度も見たことがない
という方がほとんどかもしれません。
仮にたまごがついていたとしても
籾を玄米に
玄米を白米にするときに
ある程度除去されます。
ただ、100%ではありません。
それに
お米(穀物)につく虫は
どこにでもいるので
いつのまにか屋内に侵入することもあります。
お米だけを餌にするわけではなく
小麦粉、パスタ、ビスケット、乾燥麺や
それらの屑も餌にします。
知らないうちに、それらを餌に屋内で増え
その後お米の保存容器に移動してくる
ケースも十分考えられます。
お米の保存方法で虫はわきにくくなる
お米につく虫は高温多湿を好みます。
温度20℃以上で湿度が高くなると
いつわいてもおかしくありません。
お米は一部早く収穫されるお米は別として
大部分が秋に収穫されます。
収穫された産地では、
温度が高くなってくると
工場を燻蒸剤で処理するのではなく
温度と湿度が管理されている
低温倉庫で保存します。
お米の場合はある程度の湿度も必要です。
低温倉庫で保存することにより
虫もわき難くし
品質の劣化も抑えられます。
私の店でも
高温多湿になってくると
店内を冷やして
お米を保存しています。
ですから、
ご家庭でもできるだけ涼しい場所で
保管していただくのが好ましいです。
とくに良いとされているのが
冷蔵庫の野菜室です。
密封した容器に入れて
保存しておくと
虫もわきませんし
品質の劣化もおそくなります。
お米の虫をできるだけ防ぐ方法は
まず、
購入時にいつもより少し少なめの量にする。
食味の観点から言えば
夏場で一カ月、冬場で二カ月は
大きな食味の変化はなかったという
データーがあります。
しかし、これはかなり前のもので
冬場はともかく
近年の夏の暑さが比べ物にならないほど
高温になっているので2~3週間分に
するほうがいいと思います。
もちろん保存場所にもよります。
冷蔵庫などで保存する場合は
もう少し長めでもいいですよ。
米びつを使用の場合は
前のお米が無くなってから
きれいに掃除をして
新しいお米を入れる。
とくにハイザー型や
固定された米びつは
残留米を見落としやすく
掃除もし難くいので
わきやすいです。
以前お客様から
虫がわいたとの連絡を受けて
回収交換したのですが
回収したお米の重量が
持って行った量よりも多かったことがありました。(笑)
鷹の爪やわさびニンニクなど
防虫効果がありますが
絶対にわかないことはありません。
できれば
梅雨や夏場だけでも
米びつでなく
ペットボトルや瓶に米を入れて
冷蔵庫で保管がベストです。
最近では冷蔵庫で保存しやすいように
改良された米びつも増えてきました。
それでも虫がわいたときは、
私の店では万が一虫がわいた場合は
残っている数量分交換していますので
ご安心ください。
あ、でも購入されてから長期間
経った場合はご容赦くださいね。
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