旅行にいった産地のお米がとても美味しくて、ありますか?
旅行先のホテルや旅館などで食べたご飯が美味しかったってことはありますよね。
なかには、同じお米が欲しいと考える方もいらっしゃるでしょう。
そのホテルや旅館で召し上がったお米を販売していることもあります。
そんなお米が欲しいときはとりあえず近くのお米屋さんで聞いてみるのもいいのでは。
目次
旅行先で食べたお米が美味しかった
お客様
「先日長野県に旅行に行ったのですが、そこで食べたお米がとても美味しかったので同じお米がほしいのですがありますか?」
私
「長野県のお米ならありますよ」「ところで、そのお米の品種はなにですか?」
お客様
「旅館の人に聞いたら長野県のコシヒカリって言ってました」
私
「はい、わかりました。長野県のコシヒカリございますよ」
旅先で食べたお米のリクエスト
旅先で召し上がったごはんが美味しくてその時のお米と同じお米が欲しいというリクエストはけっこうあります。
このお客様のように産地品種名がわかる場合はいいのですが、なかには品種がわからず旅行先を聞いてだいたい使われているであろうと思われるその産地の品種を提供するということもあります。
今回の場合でももし、長野県だけしかヒントがなければ長野県で作られている県が奨励している品種だけでも「コシヒカリ」「あきたこまち」「風さやか」「ひとめぼれ」「天竜乙女」「ミルキークィーン」「キヌヒカリ」「きらりん」「ゆめしなの」などがあります。
その中でもコシヒカリが一番作られていて76%の割合です。
だからコシヒカリが使われている確率は高いだろうということはわかります。
しかし長野県内の地域も東信、南信、中信、北信と分けられていますのでこのお客様がどの地域にご旅行されたかによってこの大きな4つの地域のうちさらに細かな地域まで絞ります。
本当は、どの集落でつくられていたかまで絞り込めれば最高です。
ただ、そこまで行くとそのお米を入荷できるかどうかわかりません。
もうすでに、契約済みの場合や全部出荷済みになっていることもあります。
旅先のお米を探すのって細かな情報が必要なの
旅先で召し上がったそのお米と同じものがほしいのであれば細かな情報は必要です。
だって考えてみてください。
今あなたが住んでいる場所はある都道府県のどこかですよね。
同じ都道府県内に住んでいても街中や山間、平野部がありそれぞれ気温や日照が違いますよね。
私の店は京都府の京都市で京都府の南部になります。
京都府の北部は丹後地方といって日本海に面しています。
さらに、京都市の左京区という地域で比叡山という山のすぐ近くです。
京都市の中心街にでるより滋賀県に行く方が早いところです。
車なら5分かかりません。
ここで作られているお米と丹後地方で作られているお米どちらも京都府産です。
お米の食味や食感は違って当然です。
ま、丹後は丹後産として販売されていますが京都府産であることには違いありません。
このことからもより細かい地域までわかることで旅先で召し上がったお米に近づくことができるのです。
ですから、美味しいお米に出会ったらそのお店の方にどこのどのようなお米か詳しい地域まで聞かれることをおすすめします。
違う他府県の産地のお米を使用していることもよくありますからね。
同じお米でも食味が違う
旅先で食べたごはんと同じであろう細かい地域まで絞ったお米を購入して家で炊いて召し上がったけど「あれ、なにか違う」こんなこともあるのではないでしょうか?
実際にこれはよくあることです。
では、何が違うのでしょうか?
まず、水ですね。
やはり、その地域で作られたお米はその地域の水にあうと言われています。
そして、炊飯方法ですね。
ご家庭で炊かれる場合とそのお米の特長をよく知って商売として毎日ご飯を炊かれているお店とでは炊飯における技術が違います。
それになんといっても一番なのがその食事をされている環境ですね。
楽しい旅先で親しい方々と笑顔で食事をする。
何を食べるかより誰と食べるかも重要ではないでしょうか?
私の店でもある程度日本全国のお米を仕入れることができるのでこんなお米がないかなと思ったら下記LINE公式アカウントにご登録いただいてメッセージをいただくか
お電話にてお問合せくださいね。