米品質・米特徴

米の粒が小さい、まっ白い粒も多くまずいのはなぜでしょうか?

投稿日:2018年10月16日 更新日:

近頃はお中元やお歳暮など季節に関係なくお米をもらったという方も多いようです。

もらった時はうれしかったのですが

「お米をもらったのですが米粒が小さくて
白い粒も多いし食べてみると味もよくないの」

 

「なんとか美味しくならないかしら?」

との相談がありました。

米の粒が小さい、まっ白い粒も多くまずいのはなぜでしょうか?

せっかくお米をもらって
お礼を言ってお返しまでしたのに
品質が悪いとがっかりですよね。

いまさら、「まずいから返す」
なんてことはなかなか言えませんよね。

 

それに米っていくらまずいからといっても
捨てることができない方が多いのです。

 

ですから、
まずい、まずいと思いながら
なくなるまで食べ続けなければいけないはめになります。

 

現物を見ていないのでなんとも言えないのですが
「今よりは少しだけましになる程度ならできるかもしれません」
と答えて説明をしました。

現物を見ていないで答えるのは本当に難しいのです。

 

「お米をもらったのですが米粒が小さくて
白い粒も多いし食べてみると味もよくないの」

 

「米粒が小さい」というのは、
今までご自分が召し上がっていたお米を
基準にして言っておられるのはわかるのですが

 

どれだけ小さいかは、判断しずらいです。
また、砕けて小さいのかなどもわかりません。

 

「白い粒も多い」は
どれくらいの割合で混入しているのか
はっきりわからない

 

「食べてみると食味もよくない」
これは、実際食べてみないと
どれほどの食味かわからないですよね。

 

米の粒が小さい、まっ白い粒も多いとどんなご飯になる?

一般的に考えられるのは
こういうお米を炊くと
ぱさぱさだったり、べちゃべちゃだったり
米粒が団子のようにくっついたりする
ということが考えられます。

 

場合によっては、上記のことが
一つのお釜の中で起こることもあります。

ですから、
炊き上がりのご飯を
しゃもじで、よくほぐして
むらがないように均一化し
それから、食べる。

米の粒が小さい、まっ白い粒も多く美味しくない場合はどうすればいい?

おにぎりにして食べるようにする。

おかゆやリゾットにして食べる。

お茶漬けで食べる

雑穀と混ぜて食べる

甘酒屋、団子などおやつにして食べる。

 

食べ方はいろいろあると思いますが
もらったお米の量が

30㎏の紙袋でもらったりしていると
かなり消費するのにかかりますからね。
家族構成にもよりますが。

ただ
そういう状態のお米では
普通の白ご飯にして
美味しく食べるのは

 

どんなに炊き方を工夫しても
食味をよくするのには
限界があります。

 

経済的には良いので
少しがまんして食べるか

 

どうしても無理な場合は
普通のお米を買って混ぜるという方法もあります。

炊き上がりのご飯の状態をみて
混ぜる割合を調整すればいいでしょう。

これならそんなに、手間もかかりませんしね。

 

米の粒が小さい、まっ白い粒も多いお米が増えています!原因は高温障害!

もともと米粒が普通のものより小さいという品種はあります。
ただ、今回のお客様のお米は、
品種によっての小さな米粒ではありませんでした。

まっ白な米粒も多い

いわゆる乳白粒と言われています。

 

高温が原因でこういう米粒になります。
普通の米粒は中にでんぷんの粒が密にはいっていますが
乳白粒はでんぷんが入っているのが不充分になっています。

 

ということは、
米粒の中に隙間ができます。
その隙間が光を乱反射するため、白く濁って見えるのです。

 

近年は
全国的に高温な年が多いため
この高温障害がふえています。

 

この対策として
土づくりはもちろんのこと
品種に合わせた田植えの時期を考える。
そして、田んぼの水管理です。

 

このような乳白粒ができる原因は
高温であるということは先に書きましたが

 

その高温が
登熟期間といわれている
米粒の中身が充実してくる時期に
一番影響するとされているのです。

 

ですから、この登熟期間が
高温にならないように考え
田植えをしなければいけません。

 

水管理も大切です。
田んぼに水をはったり、落としたりして
調節することや

 

夜の温度が高いときは
田んぼにさーっと水を流すことで
調節します。

 

田んぼに稲を隙間なく
いっぱいに植えるのもよくないです。

 

稲と稲の間が適度にあると
風通しがよくなります。

 

ただ、
同じ面積でお米を作るわけですから
少しでも取れる量が多くなるように
たくさん植えたくなる気持ちもわからないでもないですが

農家の方には
そこは、適切にお願いしたいものです。

 

こういう事が原因で
真っ白な米粒や小さな米粒が
できやすくなります。

 

ちなみに、最近は高温が原因
という年が多いですのですが
低温すぎても同じようなことになります。

 

農産物検査では評価が下がる米粒

こういう粒が多く含まれるお米は
農産物検査で等級が落ちます。

 

等級というのは、
品質の良いお米の方から
1等米、2等米、3等米、規格外となります。

 

等級が変わるごとに
お米の価格も変わるので
できるだけ1等米になることが
農家の方々にとっても望ましいですね。

 

ですから
今回のお客様がもらったお米は
等級がつかないお米だと思います。

 

くず米かも知れませんね。
一定の網目のふるいから落ちた米、
砕けた米や、未成熟の米などです。

 

それとも
検査を受けていない未検査米かも
しれませんね。

 

未検査米とは農産物検査を受けていないお米のことです。
別に未検査米の品質がすべて悪いということではありません。

 

知り合いにあげるお米などは
検査を受けずに贈られる農家の方も多いですよ。

未検査米自体は別に違法ではなく
普通に市場に流通しています。

 

信用のおける農家さんなどの
未検査米は、へたな1等米より
品質の良いお米もありますので。

 

しかし、検査を受けておいた方が
トレーサビリティ(追跡可能性)などの
証明もしやすいので

米屋や消費者の皆さんには
その方がいいのかなと思います。

 

でもまぁ、
検査を受ける受けないは
その農家さんの考え方次第ですからね。

 

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