農家さんやお米屋さんの店頭で見かける大きな紙の米袋。
お米が30㎏入っているんですね。
現代のご家庭用ではなかなか30㎏袋でご注文はありません。
ところでこの米袋、空になるといろいろ役にたつ使い方があるんです!
30kg米用の紙袋
「お米の袋分けてもらえませんか?」工務店の車にのった男性が来店しました。
私は「30kgの玄米が入っていた米袋ですか。すみません。今はないんですよ」
工務店さん「え、前はたくさんあったじゃないですか」
私「そうなんですけど、最近買いに来られる方が多くて」
「しかも、お一人がけっこうな枚数で買われるもんで今はまったくないんですよ」
工務店さん「10枚ほどでもないですかね?」
私、「それくらいでしたら、ありますよ」
工務店さん「じゃ、買います」
私「ありがとうございました」
この工務店の男性が言うには最近どこへ行ってもこの米の紙袋がないそうです。
ホームセンターでも売っていますが価格が高いんです。
新品なら1枚数百円するんですよ。
だから、一度使った米袋を米屋さんに買いに行くそうなんです。
ま、米屋ならだいたい高くても1枚数十円くらいでしょうから
一桁違いますよね。
買う枚数が多いとけっこうな出費になります。
で、何に使うかというとゴミを入れるのに です。
材木など家屋の材料のごみを捨てるのに丈夫なのでちょうどいいそうです。
ドンゴロスみたいに布系の袋だとゴミがひっかかるそうで紙袋だと滑るので中にいれやすいそうです。
欠点といえば雨などでぬれると弱くなり破れることです。
なぜ、米の紙袋が品薄なんでしょうか
ひとつは、米屋の米が売れていないからかな(笑)
玄米が入っている米袋なので精米しないと空袋になりませんよね。
ということは、お米がたくさん売れないと精米する必要がないので玄米がそのまま米袋に入って保管されています。
悲しい現実です(泣)
ま、それ以上に今年は台風被害などの自然災害で被害を受けた家屋が多くてゴミをすてる袋がたくさん必要になっているようです。
まだまだ、そのままになっている家屋も多いのでこれからも必要になるでしょうね。
30㎏米用の紙袋いろいろ使われています。
普通のご家庭でもいろいろ使われています。
庭の手入れをしたときにでる木の枝や葉っぱなどの植木のゴミ。
宅配便で荷物を送るときにも使われています。
別にきれいに包装しなければいけない相手じゃないのなら衣料品や他の物でも結構入るし送ってから相手も捨てやすいですから便利なようですよ。
また、送った先でも利用できます。
米を送るときも5kgや10kg袋を米の紙袋に入れて送ることもあります。
箱と違ってかさばらないですからね。
その他にも各ご家庭でけっこういろいろ工夫されて有効利用しているようです。
昔は袋屋さんが30㎏用米袋を取りに来ていた
今でこそ、工務店さんや一般の方も米の紙袋を買いに来られますが
それこそ、30年ほど前までは袋屋さんが空袋を集めて回っていました。
やっぱりそのころはお米屋さんも多くありましたから米の紙袋もたくさん集まってんでしょうね。
ドンゴロス(60kg入り)の袋もありました。
今でもやっているのかはわかりませんが私の店には来ないようになりました。
私とこだけかな(笑)
米の袋が必要でしたら少ない枚数ならすぐご用意できます。
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