お米の雑学

端境期はお米選びが難しい

投稿日:2018年11月29日 更新日:

端境期、これ読めますか

端境期(はざかいき)って聞いたことありますか?

 

農家の方や、米をはじめ農産物に
関係したお仕事をされている方は
ほとんど知っていると思います。

 

一般的には、意外とこの言葉知らない人が多いんです。
読み方がわからないという人もいます。
たしかに、知らないと「はざかいき」って読みにくいですね。

 

さて、この端境期(はざかいき)ですが
広辞苑によると

 

古米に代わって新米が
市場に出回ろうとする時期。

 

9~10月頃の称。

 

転じて、果物・野菜などの市場に出回らなくなる時期。
広義にはさまざまな移行期をもいう。

 

と説明されています。

 

果物や野菜に関しては
詳しいことはわかりませんが
たぶん、季節ごとの野菜の
植え替え時期なんでしょうか。

 

お米に関しては
古米に代わって新米が
市場に出回ろうとする時期。

 

9月~10月頃とされていますが
近頃は7月や8月に早くとれるお米もあり
さらに11月頃に収穫されるお米も
ありますので

 

この端境期という言葉がいつから
あるのかわからないのですが

 

お米に関しては昔より端境期の幅が
広くなっているのではと思います。

 

だから、どこが端境期だと言っていいか
はっきりいって難しいですね。

 

例えば
沖縄の新米は6月頃もありますが
これはさすがに特別感があります。

 

これに合わせると
米の端境期が5月ということになるので
ちょっとおかしな感じですよね。(笑)

 

宮崎も7月にコシヒカリの新米が
収穫されますがこれも少し早いです。

 

他の九州あたりのコシヒカリも
8月上旬に新米が収穫されますので

 

どうでしょう。
今は、8月くらいからでも端境期のうちですかね。

 

 

端境期のお米選び

さて、この端境期にお米を選ぶのは
少し難しいですね。

 

買うのも売るのもちょっと考えないと
お金も味も、損することもあります。

 

品質の良い古米なら
新米がでてからでも
仕入れたり在庫を持っていても
十分需要はあります。

 

もちろん、価格にもよります。

 

新米の出来が良い場合や
新米の価格が古米より安い年などは
古米を早めにさばきたいです。

 

安くて美味しいなら
断然新米の方が良いですからね。

 

この時期は仕入れも
なかなか大変なんですよ。

 

だから、
良い出来の産地を知るために
いろいろ情報収集しています。

 

 

意外と古米の方が美味しいときも

新潟県産コシヒカリのように
産地と品種が決まっている単品だと
新米が収穫される前が
一番品質は劣化する時期になります。

 

昨年の秋に取れたお米が
ちょうど1年間になるころですから
当然と言えば当然です。

 

しかし、ですよ。

 

7月や8月に収穫された新米と
まだ新米が収穫前の古米だと
どちらが美味しいと思いますか。

 

例えばまだ新米の収穫前の
新潟県産コシヒカリと

 

早くとれる産地の新米とを
食べ比べた場合

 

すべての人が
新米の方が美味しいと
いうとは限らないんですよ。

 

えっ、と思われるかもしれませんが
実際にお客様の中にも

 

いつも自分が食べているお米が
新米になるまでは

 

他の新米はいりません。
とおっしゃる方もいらっしゃいます。

 

はっきり言って
新米でもまずい新米もあります。

 

〝まずい″、は語弊があるかも知れません。
新米だからきっと美味しいお米と
期待しいて食べたら、期待していたほどは
美味しくなかった
という方が適切でしょうか。

 

古米でも品質の良いものは
新米より美味しい場合もあります。

 

その理由のひとつとして
現在では、生産地でも卸売り会社でも
常温でお米を保管することがまずありません。
個人の生産者は別としてです。

 

大抵、温度湿度を管理した
低温倉庫で保管していますので
品質の劣化が昔ほどひどくないのです。

 

古米の品質の劣化が昔ほどでない

 

ですから、新米入荷!
につられて買ってはみたものの
古米の美味しいお米とそんなに差がなく
期待外れだったということは
けっこうあります。

 

なかには、新米じゃないのでは
と疑う人もいるでしょうね。

 

実際、新米でないお米を
新米として販売する業者も
いないではないですが

 

最近は少ないと思いますよ。

 

ちゃんとした新米を新米として
販売することは違法ではありません。
ただ、

 

新米=美味しい

 

ということではありません。

 

みずみずしさが良いというお客様がいる反面
みずっぽくて味がないというお客様もいらっしゃいます。

 

ここでも、人それぞれの好みがわかれますね。

 

古米と新米のブレンド米が美味い

私の店では
この端境期には
新米の入荷状況とその食味によって

 

新米と古米を混ぜた
新米入りのブレンド米を
販売することがあります。

 

他店でも新米入りのお米を
販売しているところはあります。

 

食味や品質は
その販売しているお店によりますが

 

私の店の新米入りブレンド米は
かなり美味しいお米です。

 

自画自賛になりました。(笑)

 

でも、けっこう評判がいいんです。

 

新米のみずみずしさをいかし
味わいのある古米で食味を整える
この絶妙のバランスが
人気の秘訣です。

 

端境期においては
ベストのお米として販売しています。

 

とれとれの新米も良いですが
端境期にはご自分で新米と古米を
ブレンドしてみてはいかがでしょうか。

 

思いがけず美味しいお米と
出会えるかもしれませんよ。

 

ご意見ご質問がございましたら
下記LINE@にご登録いただいて
メッセージをいただくか
お電話にてお問合せくださいね。

 

京都で創業120年の米屋・三平屋米穀店の4代目店主・大久保のこだわり

三平屋米穀店の4代目店主
大久保 義文(おおくぼ よしふみ)

生年月日1962年11月3日

年間2千回以上の試食をする
お米マイスター・大久保のこだわりとは

今ならLINEの友だち登録でお米マイスターの情報誌プレゼント!

LINE公式アカウントの友だち登録してくださった方に
お米マイスターからしか手に入らないお米の情報誌「米すたいる」をもれなく プレゼント!

友達登録した後に住所、氏名、電話番号をご記入ください。
確認次第発送いたします。

↓↓↓登録は下のボタンから↓↓↓

友だち追加

↓↓↓いろいろなお米の食べ比べがしてみたいなら↓↓↓!

お電話での問い合わせはこちら

京都の米屋 最高級米専門店 三平屋米穀店

三平屋米穀店運営のネットショップはこちら

-お米の雑学
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

天日干しのお米は機械で乾燥したお米よりも美味しいの?

天日干しのお米は機械で乾燥したお米よりも美味しいの?

年間2千回以上のお米を試食しているご飯大好き店主

年間2千回以上の試食 「1年間で2千回以上の試食をしていると聞きましたが ほんとうなんですか?すごいですね」   「はい、試食していますよ」   「別にすごくはないと思いますよ」 …

一番高い米を買ったのそんなに美味しくない安い米との違いは?

高いお米なのに美味しくない 美味しいお米を食べたいと 一番価格の高いお米を買ったのに そんなに美味しくなかった   こんなことがあるとほんとがっかりですよね。   一番価格の高いお …

お米の防虫に鷹の爪は効果があるのか?

お米の防虫に鷹の爪は効果があるのか?

歯医者がごはん食をすすめる理由

歯医者がごはん食をすすめる理由

カテゴリー