健康に気を遣う人は食べ物も注意していますね。
でも人それぞれで、これが良いと決めている食べ物は違うこともあります。
主食と呼ばれているお米も例外ではなく
精米したものではなく玄米が良い。
3、5、7分搗きなどが良い。
いや、麦飯が良い。
いろいろな方がいらっしゃいます。
そんな玄米と麦ですが、便秘に良いのはどちらでしょうか。
目次
玄米ともち麦
玄米ともち麦どちらが便通にいいのでしょうか?
女性やご高齢の方にこういうご質問を受けることがあります。
答えを先に言うと、「その人によります」です。
なんじゃそりゃ、と思われるかもしれませんが本当なのです。
実際に玄米を食べた方が便通がよくなったという人と
もち麦を食べた方が便通がよくなったといわれる人がいらっしゃいました。
もちろん両方を試してです。
どちらにしても、普通に食べる白いご飯に比べて玄米やもち麦は食物繊維が豊富です。
ですから、両方を1週間ずつくらい別々に試してみると
自分がどちらを食べた時に便通が良いかわかります。
どちらも100%で食べられるのですか?
試してみればいいと言われても玄米にしろ、もち麦にしろ、いったいどれくらいの割合を食べればいいのでしょうか?
どちらを召し上がるにしても100%が一番食物繊維を多く摂れることになります。
しかし、問題は食味、食感、臭いなどが気にならないで100%で召し上がれるか、またずっと食べ続けることができるかということです。
食べ物ですから皆さんそれぞれ好みがあると思います。
普通の白いご飯が最も美味しいと感じている方は
玄米、もち麦どちらを食べるにしても抵抗感があるのではないでしょうか?
100%で食べるのは無理だと感じたら少しだけでも普通のご飯に混ぜて召し上がるという方法もあります。
玄米を食べる方はいきなり100%でという方もけっこういらっしゃいます。
でも、中には食べはじめの頃は普通の白米と混ぜて召し上がり慣れてきたら100%でという方もいらっしゃいます。
一方、もち麦の場合は100%で召し上がるというよりも、もともと普通のお米に1割~3割くらいを混ぜる方が多いようです。
ちなみに、両方とも100%でも食べられますし、召し上がっていらっしゃる方もいます。
私の店のお客様にもいらっしやいますし、私の妻も、現在もち麦を100%で食べています。
以前は玄米100%を食べていましたが、妻の場合は、もち麦の方が便通が良いようです。
本人曰く「美味しいことはないがまずこともない。だから毎日食べても平気」だそうです。
私も100%もち麦をしばらく食べていたときがありましたが麦独特の臭いが気になってやめました。
というか、食べているうちにだんだん腹が立ってきたのです。
「なんで、こんなまずいと思って食べなあかんね!」という感じですね。(苦笑)
今は、もち米50%にもち麦50%を食べています。
美味しいとまではいきませんが、毎日食べていても臭いも気になりません。
朝、昼、晩と3食は基本このもち麦ご飯です。
ただ、これとは別に毎日している白米の試食の数が多い日などは、3食のうち1回くらいは白米にすることもあります。
そういう時は、たいがい冷やご飯で食べますけどね。
これまた、便通に良いといわれるレジスタントスターチ(難消化性でんぷん、耐性でんぷん)という食物繊維の一種は冷やご飯になると多く含まれます。残念ながら温かいご飯には効果がありません。
腸内細菌に対して良い影響を与える効果があり、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の特性をあわせ持っています。小腸では消化されず、大腸まで届くということで優秀な食物繊維のひとつです。
ちょっと話がそれましたね。
玄米なら100%でも、もち麦なら3割から
もち麦を混ぜる割合ですが、はじめは普通のご飯に3割混ぜるくらいからはじめることをおすすめします。
本当は1割くらいからでも良いのですが、体質改善を考えるならもち麦を3割くらいは混ぜた方が良いといわれています。
それで召し上がっても大丈夫なようであれば少しずつもち麦の割合を増やしていけばいいと思います。
もちろん、いきなり100%で召し上がってもいいですよ。
玄米、もち麦とも1週間召し上がってそれまでと変わり映えがないようなら割合を100%に近づけていくのもいいでしょうね。
ただし、やっぱりまずいと思って食べるのはあまりよくないと私的には考えているので無理のない程度の割合で召し上がってください。
また、病院に通院されている方はお医者さんに相談してから召し上がってくださいね。
あっ、それと玄米は特にそうですがもち麦であっても「よく噛む」ことを心掛けてくださいね。
これは、重要なことですよ。食べ物全般に言えることです。
食物繊維はもち麦の方が豊富
食物繊維の含有量、そのうちの不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の含有量は玄米よりももち麦の方が多いです。約4倍といわれています。
特に水溶性食物繊維が豊富なので腸内の善玉菌のエサになって腸内環境を整えるという機能があり腸内環境の改善に良いといわれています。
粘着性があるのでコレステロールを吸着し体外への排出を助けるので便通がよくなるといわれています。
食物繊維の含有量だともち麦の方に軍配があがりますが
ブログのはじめにも書いたようにその人によってどちらが便通に良いかは違います。
それに、食べやすさという点でも好みがわかれると思います。
やっぱりはじめはいろいろ試してみて、これなら続けられるという方をされるのが一番良いのではないでしょうか?
食べ物はもちろんですが、それだけではなく運動や睡眠など規則正しい生活やストレスなどいろいろ改善することが便通のみならず健康でいられる重要なことだと思います。
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