きぬむすめというお米の品種があります。
平成16年(2004年)のデビューのお米です。
島根県が主産地となっていますが近畿地方でも作られたいます。
滋賀県でも近年では作付けが増えています。
今年の新米の滋賀県産きぬむすめの食味や食感はどうなんでしょうか。
ちなみに、滋賀県産米は近江米(おうみまい)や江州米(ごうしゅうまい)とも呼ばれています。
目次
きぬむすめ(滋賀県)近江米江州米の産地の新米の食味や食感は?
新米の滋賀県産きぬむすめの食味や食感はどうでしょうか?
米粒もしっかりしていて食味は良かったです。
食感も歯ごたえがありほどよい硬さでした。
農産物検査では一番ランクが上の1等米のきぬむすめです。
今年はまだ1回目の入荷だけになっています。
ということでその地域の新米きぬむすめの評価となります。
地域的には琵琶湖の北部に位置するところのきぬむすめです。
滋賀県産は琵琶湖の東西南北の地域によって同じ品種でも少し食味や食感が違います。
ですから、他の地域の食味や食感は若干違ったものになるかも知れませんが概ね良好ではないかと思われます。
きぬむすめの特徴は?
私の感覚では、コシヒカリよりは少し歯ごたえのある食感です。
といっても硬いというほどではありません。
食味はほどよい甘みがあって美味しいです。上位クラスのお米の中に入るでしょう。
ちなみに、「きぬむすめ」は「キヌヒカリ」と「祭り晴から」という品種から生まれました。
きぬむすめはもともと高温障害により品質の落ちている品種が増えているなかで、登熟期が高温の影響が少ない時期になるように開発された品種です。
近年は登熟期(お米が成熟していく期間)の高温が原因で品質が低下するお米が増えています。
ですから植える時期を遅らせたり、高温に強い新品種を開発したりされています。
熟期をずらすことによりその産地のお米の品質低下が全品種に及ばないようにするための高温障害対策的な品種でもあります。
また、このきぬむすめを作っている滋賀県は近畿の水がめ日本一の湖である琵琶湖があります。周りは山に囲まれた自然豊かな産地です。
そして、お米づくりも「安全・安心・おいしい米づくり」というスローガンです。
琵琶湖を守るため環境にこだわる県として、米づくりも土づくりはもちろんのこと品質や食味を重視して環境にこだわりながら取り組んでいます。
実際、慣行栽培(普通の栽培方法)のお米でも他道府県の慣行栽培に比べて農薬や化学肥料の使用量は少ないと思います。
滋賀県産米きぬむすめの販売店は?
島根県産のきぬむすめを販売しているお店は多いかもしれません。
でも滋賀県産のきぬむすめを販売しているお店はそんなには多くないでしょう。
ネットなどでは産地である滋賀県の生産者や業者さんが販売しています。
実店舗となると京都市内では私の店で販売しています。(笑)
といっても、他にも京都市内で販売しているお店はあると思いますよ。
ネットでも販売していますのでよろしければ下記からどうぞ