最近は各産地いろいろな新品種が開発されています。
それぞれに特徴があり甲乙つけがたい品種ばかりです。
最終的には自分の好みになるのかな。
でもやっぱり粘りがある軟らかいお米は人気がありますね。
そんな粘りのあるお米の品種のなかで「ミルキークイーン」というお米があります。
ご存知の方も多いこのミルキークイーンというお米の品種、産地、炊き方、水加減について書きました。
目次
粘りがあってもちもちしてやわらかいお米ミルキークイーン!
粘りがあって軟らかいお米がほしいとお客様から要望があれば一番に紹介するお米がこのミルキークイーンです。
「魔法のお米」なんて呼ばれることも。
現在私の店で常時販売しているミルキークイーンの産地は滋賀県です。
粘りと軟らかさでは私の店で常時扱っているお米の中では一番ですね。
それに、普通のお米に混ぜて食べるのにも非常に良いお米なので料理の用途は様々ありますよ。
ミルキークイーンが作られている産地は
2014頃には
ミルキークイーンは東北から九州まで34府県で作られていました。
現在は多少変わっているかもしれません。
滋賀県産は東北地方で作られているミルキークイーンより硬めだという人もいますがそんなことは、ありませんよ。
十分ミルキークイーンの特性がでていますし価格もミルキークイーン中では特別高くもありません。
逆にお買い得ですね。
ミルキークイーンというお米の特徴
ミルキークイーンは低アミロース米といってお米のデンプンのひとつなのですがこのアミロースの含有量が低いものを低アミロース米といいいます。
アミロースの含有量が低いお米ほど粘りがあり軟らかいのです。
冷めてからもその特性は変わりません。
現在では数多くの低アミロース米が作られていますがこのミルキークイーンはその中でも平成7年から作り続けられています。
言わば、低アミロース米の代表的なお米でもあります。
普通のお米と比べて米粒の色がちょっともち米ぽっくなっていることもあります。
ミルキークイーンの炊き方や水加減は?
さて、そのミルキークイーンの炊き方ですがよく水加減を1割減らして炊いて下さいなんて説明をされている方もいらっしゃいます。
1割減は別としても水加減控えめは目安として覚えていても良いと思います。
しかし、はじめは一度いつもの水加減でいつも召し上がっているお米とどれくらい違うのかを感じていただきたいですね
粘りや、やわらかさ、もちもち感が特性のミルキークイーンではありますがやはり、毎年その年の出来不出来で食感もかわります。
ですから、毎年、毎回水加減の微調整は必要ですよ。
以前よりミルキークイーンを召し上がっている人はある程度ご自分の好みの水加減がおわかりでしょうが微調整はお忘れなく。
はじめてミルキークイーンを召し上がる方にはぜひ、いつものお米と同じ水加減で炊いたお米がどれだけ違うのかを感じてほしいですね。
それで、ちょうどいい食感、食味ならそのままでもいいですしあまりにも粘りすぎていたりやわらかすぎると感じた場合は2回目のときに水加減を少し減らすなど調整して炊いていただければまた、さらに違った食感を感じていただけると思います。
ミルキークイーンはどんな料理に合うのでしょうか?
その前に、さっぱりしたお米や硬いお米がお好みの方にはこのお米はおすすめできません。
また、もちのにおいがするときもあるのでそのにおいが気にならない方お腹がもたれることもありますのでご注意してくださいね。
さて、ミルキークイーンですがどんな料理の合うのでしょうか?
なんにでもあいますよ。(笑)
米を販売している人の中には、そのお米によって、この料理にあうとかいうこともあります。
たしかに、お米それぞれにそのお米の特性がありそれぞれの料理にあいそうなお米はありますが私はあまりこだわる必要はないと思います。
例えば、目玉焼きにソースをかける人もいれば醤油をかける人もいる中には、ケチャップやとんかつソース胡椒や七味マ、ヨネーズなんて人もいます。
それだけ、ひとそれぞれ好みが違いますよね。
そして、その中で比較的にみんなが使う率の多い調味料が一般的にあう調味料とされています。
でも、それ以外の人もいますよね。
お米も同じだと思います。
だから、変にこのおかずにあうとか決めなくても良いと思うのですがあなたは、どう思いますか。
しかし、一般的にどの料理と相性がいいのか知りたいと思う気持ちもわかりますのでご紹介しておきますね。
これを参考にして一度お試しください。
まずは、
冷めても粘りがありもちもち感がある
このお米の特徴からもわかるように
お弁当のご飯や、おにぎりなどには最適かと思います。
それに、もち米を使う料理にはあいそうです。
ミルキークイーンが普通のお米よりもち米に近い特性があるからです。
ですから、例えばおはぎなどですね。
おはぎを、もち米100%で作られる方もいらっしゃいますのでそういう方は別として
もち米とうるち米(普通のお米)を混ぜておはぎを作っている方ならミルキークイーン100%で作るとそんなに変わらないと思いますよ。
おこわなんかもいいですね。
ここでちょっと面白い話をしましょう。
ミルキークイーンを作っている生産者や販売している方々がミルキークイーンにあう料理として説明している紹介文がどのようなものなのか。
上記で私も最適だとご紹介したお弁当のごはんとおにぎりは大抵あります。
それ以外だと和食にあうという説明をしている人がいたり洋食にあうと説明している人がいたりと違う意見を述べていました。(笑)
ですから、どちらにも、あうということでしょう。(笑)
さすがに、ぱさぱさ系のお米の方が良いチャーハンなどにおすすめという人は私の調べた限りではいませんでした。
でも、ちょっとはいるかも(笑)
ミルキークイーンは下記の私が運営するネットショップ京のすしこめでも販売しています。
滋賀県産ミルキークイーン
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