麦とろの日というのをご存知でしょうか?
と、その前に麦とろはご存知でしょうか?
たぶんあなたもご存知だと思います。
1回くらいは召し上がったこともあるのではないでしょうか。
そう、麦飯(むぎめし)いわゆるお米と麦を混ぜて炊いたものに
すり鉢ですりおろした山芋をかけたものです。
そして、
6月16日が麦とろの日になっています。
なぜ、この日が麦とろの日になったのでしょうか?
また麦とろご飯にはどんな効能効果があるのでしょうか?
目次
どうして6月16日が麦とろの日なの
麦とろの日は一般社団法人日本記念日協会に登録されています。
この日が麦とろになったという説明には下記のように書かれています。
※栄養のバランスが良く、夏バテ解消の効果もある麦とろごはんの美味しさを、より多くの人々に知ってもらおうと、麦とろの食材などを手がけ、山梨県富士川町に本社を置く「株式会社はくばく」が制定。日付は6と16で「麦とろ」と読む語呂合わせから。※ ここまで。
それに6月半ばからは梅雨の時期です。
じめじめして体調もすぐれません。そして暑い夏に入っていきます。
さらに体調がくずれたり、食欲がおちたりします。
そんな梅雨や夏を元気に乗り切るために麦とろご飯を食べようということですね。
それと麦とろごはんを通じて麦の良さを知ってもらおうというメーカーの考えもあります。
販売拡大の一助になればいいという思いも当然ありますよね。
ま、でも美味しくて体にも良いのでもっと麦とろごはんが普及してもいいとは個人的にも思います。
麦とろご飯の歴史
ところで麦とろごはんっていつくらいから食べられていたんでしょうね。
私が子供の頃には普通にありました。
かなり前から市井の人に食べられていたと考えられます。
麦は弥生時代の3世紀には日本に伝来していたようで奈良時代にはかなり栽培されていたのでけっこう食べられていたと考えられます。
では、麦とろはいつごろから食べられていたのでしょうか?
ウィキペディア(Wikipedia)によると
歌川広重の東海道五十三次・丸子にも、「名ぶつ とろろ汁」の看板を掲げた小さな茶店が描かれている。また十返舎一九の東海道中膝栗毛に鞠子の名物として描かれたことから名が広まった。もっとも弥次さん喜多さんは店主の夫婦喧嘩に巻き込まれ、結局口にすることはできなかった。
芭蕉は「梅若菜丸子の宿のとろろ汁」の一句を残している。
と書いてありました。
ここに登場したとろろ汁のお店が慶長元年創業、丸子(まりこ)の丁子屋(ちょうじや)ということです。
もちろん現在も営業されていて大人気のお店のようです。
私としては、何かその周辺にいく用事があれば食べてみたいと思いますが
とろろ汁を食べるだけにわざわざそこまで行くというのはちょっとできないかな(笑)
創業が慶長元年なので西暦でいえば1596年ということになりますね。
ということはまだ江戸時代になる少し前か?
ただ「名ぶつ とろろ汁」がいつから名物になったのかがわからないので江戸時代になってからかもしれませんがま、ここは1596年ということでOKとしましょうか。
ちなみに静岡市では、「麦とろ」とは呼ばずに「とろろ汁」というそうですよ。
麦とろの効能
やまのいもは、薬用としても漢方で虚弱体質の改善や、滋養強壮、に用いられています。
麦とろごはんとして食べると、大麦に含まれビタミンB類とミネラルをとろろが体内に効率的に吸収させます。
このブログを書いた時点で、やまいものねばねば成分に「ムチン」が含まれていると紹介していました。
しかし、北里大学理学部化学科 丑田公規教授の研究では『日本では、山芋、オクラ、納豆などのねばねば物質を見た目で「ムチン」と呼ぶ習慣があり、広く流通している辞典などにも記載がある。しかし、これらの多くは別の物質で、構造からもムチンではない。』と発表されています。
医学的効能について一部引用させていただいた内容でしたが、訂正してお詫び申し上げます。
効能とは別にして、ほぼ毎日もち麦ごはんを食べている私としては、自然薯をとろろにした麦とろごはんは美味しいと感じています。
なんともいえない弾力のある粘りと濃厚な味が大麦と相まってめちゃくちゃ美味しい麦とろごはんになります。
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