日本全国お米の生産地では新ブランド米が毎年ほど開発されています!
その土地の風土気候に合った品種で美味しいお米作りに取り組んでいます。
そんな中、美味しいお米の生産地として名高い新潟県でもコシヒカリとは違う新ブランド米が開発されています!
目次
新潟県新ブランド米
平成29年、大々的に宣伝され発売された新之助という新品種のお米ご存知ですか?
発売当時、私の店にも問い合わせが何件かありました。
一番多かったのが「新之助販売していますか?」でした。(笑)
二番目に多かったのが「コシヒカリとどっちが美味しいの」でした。
一番目の質問に対する答えは「販売しています」「ただし、数量が限定なので早く売り切れた場合は今年度分は終了です。」
二番目の質問に対する答えは「好みの問題ですね。」(笑)
「ほんとに、このクラスのお米になると食味的には問題がないので美味しさの特長がどうかの好みになります」
「コシヒカリとは違った美味しさや食感なのでどちらが美味しいとは言えません」
「新潟県の官能試験によれば食味的にはコシヒカリと同等とのことでした」
「大粒なの、でつぶ感のある食感が好きならけっこうお口に合うのではないでしょうか」
この新之助なんですが平成28年産も試験販売されていました。
この時は、産地で精米された2kg袋入りを限定数量だけの入荷でした。
平成29年は本格的なデビューとあって全国で販売希望店が多かったようです。
こちらが仕入れたい数量全部は契約してもらえませんでした。
令和2年産の新之助の味は?
私の店では、令和2年産の新之助がすでに入荷しています。
数量的にも年間通して販売できるようになってきています。
本格的なデビューから3年、今年の新之助の試食もすでにしています。
美味しかったですよ。
私的には合格点ですね。
入荷した新米の地域が良かったのかそれとも新潟県全体の新之助の出来が良かったのかわかりませんが美味しく感じました。
食感も、大粒なお米だけあってまずまずのつぶ感があります。
硬いのが特長にあげられていましたが少し軟らかく感じましたね。
表現しにくいですが味わいがありました。
う~ん、味がありましたの方がいいかな。
こういったバランスのいい総合的な食味をコクがあるというんでしょうね。
「なぜ、ここでコクがでてくるのですか」そんな声が聞こえそうです。
新之助の特性
実は、この新之助の特性を説明しているリーフレットに大きな文字できらめく大粒、コクと甘みが満ちている。って書いてあるんですよ。
そして、その横に少し小さめの字で
新之助は・・・
・大粒できれいなツヤのあるお米です。
・ほんのりとよい香りがするお米です。
・甘みとコク、味の厚みが豊潤な美味しさを
・醸し出すお米です。
・粒感があってほぐれやすいが、粘りも強いお米です。
・冷めても硬くなりにくい、おいしいお米です。
とも書いてあるんです。
新潟県の新之助のHPの炊飯米の味のバランスのグラフのページには
コク、味の厚み、濃さ・ボディ感、旨味、甘み(参考値)の項目があり、他道府県の3種類のお米との比較がされていました。
コクと甘み、味の厚みがたしかに他3種よりも評価が高かったですね。
でもここで項目になっているコク、味の厚み、濃さ・ボディ感ちょとわからないですね。
ま、ボディ感は大粒ってことかな食味って文章で表現しにくいですよね。
だから、たぶん私が食べて感じた味(五味)や香り食感がうまくバランスのとれているのがコクといっているのかな。
ま、一度新潟県にメール送って聞いてみますね。
返事が来たら、このブログに書き足します。
私の店では、新之助の販売は現在2kg袋入りだけです。
もちろん精米は私の店でしています。
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