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炭水化物抜き
炭水化物のお米を食べないダイエットって効果があるんですか?
このブログをご覧の方なら、何回かこのフレーズを目にされているでしょうね。
いや、そうでなくてもダイエットにはお米を含めた炭水化物は大敵だ、なんてことをいろんなメディアで見聞きされたことがあると思います。
炭水化物を食べなければ痩せます。
というか、なんでも食べなければ体重は減ります。
体重は減りますが、スタイルが良くなるかはまた別です。
それに、一時的には体重は減りますがリバウンドはすごいです。
体調も悪くなることが多いです。
だいたい、炭水化物にかぎらず物を食べなければ体重は増えません。
炭水化物を食べないとしても他の物をたくさん食べていると太りますし
栄養バランスも悪いので体に変調をきたすことにもなりかねません。
痩せたは良いが病気になった、なんてしゃれにはならないですよね。
意外に食べていない
今はちょっとどなただったか思い出せないのですが
肥満について研究された方がおっしゃっていたのですが
太っている人はレストランなどに行くと意外に食べない人が多いということを聞いた記憶があります。
なぜ、そんなことを記憶していたかというと
私自身も食事に行った際そういうシーンを何度が見たことがあります。
もちろん、統計をとったわけではないので確実にそうだとはいえませんが
例えばこんなことがありました。
何人かで食事に行った際、太っている人ほど「ごはんを少なくしてください」や
「ごはんはいりません」なんてことを店員さんにお願いしたり同席の人に言ったりしていました。
同席している標準体型の人や痩せている人の方が良く食べているケースも何度か見ています。
直接聞いてはいないのではっきりしたことは言えませんが、たぶん食生活が偏っているのではと推測されます。
標準体型や痩せている人より食べていないのに太っているなんてどう考えてもおかしいですよね。
そういう方は、面倒でしょうが毎日何かを飲み食いされたら何時に何をどれだけか食べたが飲んだかを記録することをおすすめします。
それを1週間くらい記録したものを見てください。
自分がいったいどんな食生活をしていたかがよくわかります。
私も、一度試しにしたことがあります。
ほぼ標準体重の私でも朝、昼、晩の3食の食事以外に間食をちょこちょこしていたのがわかりました。
試しにしばらくその間食をやめましたら。1ケ月で1.5~2kgくらい体重が減りました。
もちろんごはんはたっぷり食べたままですよ。
記録して気づいた点を少し改善するだけでもかなり違ってくるのでおすすめです。
できれば、運動した時間なども記録しておくと、よりいいですね。
運動といっても激しいものでなくて、体を動かしていたというのも運動として記録です。
痩せていても安心じゃないですよ
誰がみても太っている人が健康や美容のために「ダイエットしなければいけない」といっているのはわかります。
でもどこからみても太っているように見えない人でも「痩せたい」とごはんを含む炭水化物を抜いている食事をされているのには驚きです。
ご飯を食べないダイエットで最も怖ろしい結果をもたらすのがサルコペニア肥満です。
聞いたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか?
サルコペニアというのは、筋肉量が低下していくことを意味します。
もともとサルコペニアは肥満とは別のものと考えられていました。
しかし近年、筋肉量の減少と体脂肪の増加が重なるような方が増えてきてきました。
サルコペニア肥満が多いのは基本的に女性に多く高齢になるほど増えています。
これは、女性の方が筋肉量が少なく脂肪量が多いため、サルコペニア肥満になりやすいようです。
そして、このサルコペニア肥満が怖いといわれているのが、通常の肥満よりも生活習慣病などにかかりやすいということなんです。
運動能力、特に歩行能力を低下させるため、寝たきりになどになることも考えられます。
若いころと体重や体型が変わっていなくても体の中では筋肉だけが減ってしまってその減った筋肉の部分が脂肪になっているというケースもあります。
ですから、知らない間に進行してしまっていることもあるのです。
「なんだ、高齢の人がなりやすいんだ」と思っているあなた!
違うんですよ。
高齢者だけではないんです。
実は、近年若い方々の中にもサルコペニア肥満の予備軍やもうすでになっているような方もいるのです。
原因は、食事制限ダイエットや運動不足によるものです。
太りすぎの人ならともかく、さほど太ってもいない人が体重を減らしたいということで食事を制限すると身体に必要な栄養素がたりなくなります。
特にお米の糖分、ブドウ糖は人間の脳にとって唯一の栄養分です。
なにもしなくても、摂取した総エネルギーの2割を消費します。
肝臓と筋肉に余分に摂った糖分をグリコーゲン(糖質エネルギー)に蓄えておくのですがご飯を食べないとそのグリコーゲンから水分が抜けます。
この抜けた水分の分が体重が減ることになるのですが
本来蓄えておかなければいけないものがなくなっているだけなんです。
それでも、食事制限を続けていくと
どんどん筋肉が衰えていきます。筋肉が減少していくと脂肪は燃焼されないので体内に残ってしまうのです。
痩せているのに筋肉が脂肪になってしまているのです。
筋肉が少ないから何か少し食べても燃焼されない。
代謝が悪いのですぐに体重が増えてしまう。
体重が増えるから、食事を減らす、筋肉がさらに減少・・・・悪循環です。
サルコペニア肥満で若くても歩行困難など障害がでてきます。
もし、現在過度なダイエットなどで体の調子がおかしいと感じられている方はお医者様に診てもらいましょう。
特に筋肉量や骨密度。最近の体重計にはそういう機能のついたものもあるので目安にしてもいいでしょうね。
それと、両手の親指と人差し指で輪っかを作ってふくらはぎの一番太い部分が囲めるかという簡易なテストもあるようですよ。
囲めない方がサルコペニアの可能性が低く、
反対にふくらはぎを指の輪っかで囲めることができその間に隙間ができるようなことだとサルコペニアの可能性が高いということです。
理想の体型になりたいのであれば、規則正しい生活と食事と運動です。
面倒だと思わずできる範囲で進めてみると健康的な体型もそんなに難しいことではないかも知れませんよ。
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