米料理・レシピ

和食に合うお米はありますか?

投稿日:2019年3月11日 更新日:

当ページのリンクには広告が含まれています。
和食に合うお米はありますか?

和食に合うお米

たまにですが、和食に合うお米はありますか?
という質問があります。

答えとしては、

基本的に日本米であればどの品種でも合います。


だってそうでしょ。
日本で作られているお米こそが和食の中心です。
どの品種であろうと合います。

もちろん、硬め、軟らかめ、粘りがある、ない等々好みはあるので人によっては和食はこの品種と決めている方もいらっしゃいますよ。

そういうふうにご自身で決めている品種がなければ、お好みの食感や購入予算を私のような米屋に伝えてくださればそれにあったお米を紹介いたします。


お米のことについて質問があれば是非ご相談を!下部にLINE@の登録がありますのでそちらからどうぞ。



和食って?

そもそも和食というものがどういう料理なのか?
そういわれると意外とぱっと答えがでないのではないでしょうか?

広辞苑では、日本風の食物。日本料理となっています。
でも、この日本風の食物ってなんでしょうね。

あなたは、和食ってなんだと思いますか?

日本料理屋さんででるようなものを和食と思っていますか?
それとも家でいつも食べているおかずが和食と思っていますか?


すしやてんぷらは昔からある和食と思いますよね。

でも「すし」は稲作の伝来とともに大陸から伝わった「なれずし」がはじまりとされています。

てんぷらは17世紀に西洋から伝わったフリッター(揚げ物料理)を日本風にアレンジし定着したものといわれています。


このように、時代や環境に応じ変化、発展、進化してきたのが私たち日本人の和食文化です。

2013年には「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。


さて、今回この和食に合う米の質問をされたお客様の場合の和食とは
昔からいわれている、一汁三菜の和食でした。

一汁三菜は主食のご飯と味噌汁、主菜、副菜2漬け物など
だしを活用した和の調味料(味噌、しょうゆ等)で
栄養バランスにすぐれ四季の移ろいを表現した和食
主食はご飯でお菜と一緒に食べ口中調味する。

これがいわゆる和食文化の基本です。


次に和食文化的なものというものがあります。

ひとつは一汁三菜の進化系があります。

これは、主食のご飯、味噌汁、漬け物は変わらずメインの主菜が和風ではないものです。

どちらかというとこういう食事の方が現在ではなじみがあるかもしれませんね。

そして、折衷料理として主に明治以降に海外から入り、和食文化の要素(ご飯、だし、発酵調味料の活用など)を取り入れることで、日本人好みの味にアレンジされつつ、発展・進化してきたものがあります。

世代を超えて食べられ、現代の家庭の食として定着しているものですね。
例えばカレーライス、オムライス、ラーメンなどです。

ちなみに、ここでいう和風とは「和の食材」又は「和の調理法」のどちらか、もしくは両方を使用して調理されたものを言います。


ね、和食って定義が難しいですよね。

郷土料理なんかは和食といっていいでしょう。
日本料理店でだされる創作料理はどっちなんでしょうか。

和食文化の特徴である
多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
健康的な食生活をささえる栄養バランス
自然の美しさや季節の移ろいの表現
正月などの年中行事との密接なかかわり

こういうことを大切に継承していきたいですね。

そして、その中心はやっぱりお米なんですよ。

一部農林水産省HPより引用


ご意見ご質問がございましたら下記LINE@にご登録いただいてメッセージをいただくかお電話にてお問合せくださいね。

↓↓↓登録は下のボタンから↓↓↓ 友だち追加

スポンサーリンク
スポンサーリンク

-米料理・レシピ
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

余ったご飯はどのように保存したらいいのでしょうか?

余ったご飯はどのように保存したらいいのでしょうか?

七草粥なぜ1月7日に食べるのかその由来は

七草粥なぜ1月7日に食べるのかその由来は
まずは七草粥とはどんなものかご存知でしょうか?

重陽の節句、栗の節句のご飯

重陽の節句、栗の節句のご飯

ミルキークイーンというお米の品種、産地、炊き方、水加減

当ページのリンクには広告が含まれています。 最近は各産地いろいろな新品種が開発されています。 それぞれに特徴があり甲乙つけがたい品種ばかりです。 最終的には自分の好みになるのかな。 でもやっぱり粘りが …

お弁当に合うおすすめのお米何種類かありますか?

お弁当に合うおすすめのお米何種類かありますか?

カテゴリー

スポンサーリンク