「夢ごこち」という品種名のお米があります。
お米の品種名には変わったものも多くあります。
ここでは、「夢ごこち」という品種のお米の特徴や価格について書いてみました。
目次
夢ごこちというお米
「夢ごこち」ってお米ありますか?
というご質問をいただきました。
私の店では、現在京都府丹後産の夢ごこちと滋賀県産の夢ごこちを販売しています。
京都府丹後産の夢ごこちは特別栽培米といってそのお米が作られている地域の普通の栽培方法よりも農薬と化学肥料の使用を各5割以上減らして栽培したお米のことをいいます。
ようするに農薬を減らした減農薬米で体にやさしいうことです。
滋賀県の夢ごこちは滋賀県自体が普通の栽培方法でも日本一の湖、琵琶湖の環境に配慮したお米作りをしていますので他府県に比べてもともと農薬や化学肥料の使用量が少ないです。
価格は京都府丹後産の方が特別栽培米なので少し高いです。
詳しい価格などはこのページの下部に私の運営するネットショップ京のすしこめでわかりますのでどうぞご覧ください。
夢ごこちは、元祖コシヒカリを超える米
この夢ごこちというお米はデビュー当時”コシヒカリを超えるお米″として米の業界では脚光を浴びていました。
最近では、新開発された品種などでコシヒカリを超えるお米という表現で販売されるお米も少なくはないですが当時としてはコシヒカリを超えるお米というキャッチフレーズは珍しかったので話題になりました。
また、その期待にも応えるだけの食味、食感をしているお米でした。
現在では、東北、関東、北陸、近畿四国でも作られていて人気があります。
このお米を低アミロース米といっていいのか微妙な感じでのお米ではありますがコシヒカリを少しやわらかくしたお米と考えていただいてもいいかと思います。
もちろん、コシヒカリ同様に産地や地域によって食感が少し違うこともあります。
夢ごこちの名前の由来と特徴
この夢ごこちは、
粘りに富み、しかも、やわらかさと相まって食すと余りの美味しさに夢心地の気分が味わえるというのが品種名の由来です。
1992年に栽培を開始しています。
28年前から販売されていますのでお米好きの方々や米販売店にその食味や食感の良さが評価されて作付けを伸ばしています。
先にも述べたように粘りが強く、やわらかい食感がコシヒカリよりも美味しい極良食味のお米であると評価されています。
ごはんのふっくら加減と甘味感、粘りと歯触り、しっとり感、歯ごたえ、白さとうるおいが違います。
なんと言っても、炊きたてはもちろん、冷めてもこの特性が変化しないのが最大の特徴です。
他のお米とブレンドしても美味しいですよ。
ミルキークイーンほど粘ったりやわらかすぎるということがなくちょうど良い食感です。
それに、もち臭などもしないので普通のお米で粘りがあるという感じで召し上がれます。
普通の白ご飯として召し上がっていただくのもいいですし冷めても粘りとやわらかさが残るのでお弁当やおにぎりなんかにも使っていただきたいお米ですね。
夢ごこちについてご意見ご質問がございましたら下記LINE公式アカウントにご登録いただいてメッセージをいただくかお電話にてお問合せくださいね。