令和3年新米の「いちほまれ」がようやく入荷いたしました。
私の店では減農薬・減化学肥料の特別栽培米を仕入れていますので慣行栽培(普通栽培)より少し遅れての新米入荷になります。
3年前に鮮烈デビューした福井県の新品種「いちほまれ」!
コシヒカリを超える品種として開発されたお米の新米の出来は良いのでしょうか?
食味や食感は?
販売店はどこかなど紹介いたします。
目次
いちほまれ(福井県産)の新米の出来は良いの?
結論から申し上げますと、新米いちほまれの出来は良い方だと感じました。
私の店で入荷している地区からの判断ですが高温障害の影響も一昨年や昨年に比べて少ないのではと思います。
毎年ランク最上位の1等米を入荷していますが、同じ1等米でも今年の方が良い感じです。
福井県の令和3年産の作況指数は9月25日の時点では99となっています。
作況指数は、お米の生育の良し悪しや収穫量などを平年と比べてどうなのかというものです。
99~101は「平年並み」ですが98~95が「やや不良」なので平年並みといってもやや不良に近いということです。
とはいえ、これは福井県のお米の品種すべてにおいての数字なので「いちほまれ」だけのものではありません。
「いちほまれ」に関してはまずまずの出来ではないでしょうか。
いちほまれ(福井県産)の新米の食味や食感は?
「いちほまれ」新米の食味や食感はどうだったのか?
入荷した玄米を精米し試食いたしました。
食味は?
食味も外観同様に美味しいご飯となりました。甘みは、ほのかにという感じですね。
私的には昨年よりも美味しいと感じました。
もっとも昨年や特に一昨年は高温障害の影響で食味は美味しいとまではいかず普通くらいでした。
食感は?
食感は高温障害の影響がある米粒が少ないので「いちほまれ」本来の食感が楽しめます。
ほど良い粘りと軟らかさがあります。
ただ、私の店では試食米は年間を通して同じ水加減で炊飯しています。
ですから、新米にしては少し水加減が多めになっています。
少しだけ水加減を控えることでさらに本来の食感がわかるでしょうし、甘さもますことになると思います。
ちなみになぜ年間を通じて水加減を同じにするかというと
これは、新米収穫後から季節の移り変わりによりお米の食味や食感の変化をわかりやすくするためにしています。
そうすることによりお客様に水加減の増減などを的確にアドバイスできるからです。
水加減は重量でしています。
いちほまれ(福井県産)の新米の販売店はどこ?
美味しい「いちほまれ」ですが販売しているお店はどこでしょうか?
これは私の店ですね(笑)
もちろんネット販売をされているお店でも買えますし、扱っているお店もけっこうあると思います。
ただ、京都で販売しているお店はそんなに多くないような気がします。
といのも、私の店からけっこう離れた場所の京都市民の方が車で来店されたりお問合せをいただいたりしているからです。
いちほまれの開発新発売の時から販売していることもあるかも知れません。
それに近年はいろいろな新品種が開発されていますからすべてを揃えるのは難しいこともあります。
ご来店いただいても販売していますし、離れた場所にお住まいならネット販売もしています。
一度試しに召し上がってみようかなとお考えなら下記からどうぞ!