お米の雑学 三平屋米穀店のサービス

三平屋米穀店のブレンド米は安くてまずいではなく美味しいのです

投稿日:2018年10月24日 更新日:

三平屋米穀店のブレンド米は安くてまずいではなく美味しいのです

 

ブレンド米って店によって味が違います。

 

「ブレンド米って品質の悪いお米を混ぜているのでしょ?
だから、安くても美味しくないのでしょ?」
来店されたお客様の質問です。

「ブレンド米は、それを作る人によって
美味しくもまずくもなります。」
「私の店では、名だたる有名ブランド米を押しのけて
オリジナルのブレンド米が売り上げNo.1です。」

 

この答えでもうおわかりでしょう。
美味しいから百有余年米屋を続けていられるのです。

 

本来ブレンド米とは年間を通じて
安定した良食味のお米をお届けするために
米屋が工夫して作るお米です。

 

ですから、お店によってブレンド米の
味はそれぞれ違います。

 

 

 

ブレンド米ってなに?

 

最近は各産地のブランド米ブームもあり
ブレンド米ではなく単品販売だけの米屋さんもありますね。

 

いろいろ変わった名前の新品種が増えています。
私の店でも、オリジナルのブレンド米に
名前をつけているのですが
そのオリジナルブレンド米の名前を
品種の名前と勘違いされるお客様も
いらっしゃいます。

 

そもそもブレンド米ってなんなのかというと

 

数種類のお米を混ぜて
一つの袋に詰めて
販売しているお米です。

 

ただこれだけのことですが
年間を通して食味を安定することができます。

これは、重要なことで
いつものお米がいつも美味しいお米で
あり続けます。

 

じゃぁ、どうしてブレンド米は
美味しくないと言う人が多いのでしょうか?

 

お米の表示と中身の違いが
今ほど重要視されていなかったときに

 

自分の店の利益だけを考えて
粗悪な米をブレンドして
コシヒカリなど銘柄米として販売していた
安売り業者が横行していた時代がありました。

 

それから追い打ちをかけるように
平成5年産の大凶作で
外国産米を一定の割合でブレンドするか
別々の袋にセットにするかで
販売することを義務付けられた
年がありました。

 

これで
ブレンド米=外国産米が混じっているまずい米
という印象がついてしまいました。
その後、一気に単品の販売が加速し現在に至ります。

 

 

お店によってブレンド米について考え方が違う

 

お店によって
ブレンド米の味が違うのは
そのお店の考え方が反映されています。

 

例えば
味を重視するのか
価格を重視するのか
その両方をバランスよくするのか
など

 

自分の店の経営方針や競争相手など
様々な要因でブレンド米を作ったり
中には単品だけの販売にしたりしています。

 

残念ながら、
粗悪なブレンド米を販売している
お店があることも事実です。

 

しかし、私の店では、
その各価格帯で最高級の食味であるように
ブレンドすることを心掛けています。

 

最高級米専門店と言っているのは
高いからではないのです。

 

 

 

三平屋米穀店のブレンド米

 

私の店では、ほぼすべて玄米で仕入れています。
そして、自分の店で私が精米しています。

精米するときはすべて単品でします。

玄米からブレンドして精米されるお店もありますが
うちでは精米してからブレンドします。

 

それは、なぜか?

 

 

玄米でブレンドして商品にした場合
もし、美味しくなかったら
どのお米が悪かったのかがわかりません。

 

 

その点、1種類ずつ精米ごとに
試食をしておくとそのお米の
特長がわかるから

 

 

ブレンドした後
食味や食感がおかしければ
「あっ、あのお米が原因だ」
とわかりやすいのです。

 

 

それに、

単品でそのお米の特長を知っておくことで
お客様の好みに合わせたお米を
おすすめしやすいことにもなります。

 

ですから、

1種類ずつ単品を精米した後
必ず試食をします。

 

そして、
単品の試食をするのはそのお米の「その時の」
特長を把握しておくことが重要だからです。

 

「その時の」というのは同じ産地品種でも
毎回微妙に食味品質が違います。

 

ですから同じ産地品種を精米しても
毎回精米した後必ず試食します。

 

そして、
試食は基本数種類で食べ比べします。
その方が各々の特長がわかりやすいからです。

 

そうして精米試食したお米数種類を
それぞれの特長を考えて
どの割合でブレンドするのが良いか
考え数パターン作ります。

 

こんどはその違う割合のブレンド米を
食べ比べして「これがベスト」というものを
各価格帯ごとに袋詰めして販売することにしています。
ですから、1つのブレンド米を作るのに
数回試食をすることになります。

 

ブレンドする品種の数は
その時のお米の特長に合わせて
数を変えています。

 

単品で食べたほうが美味しい場合は
無理にブレンドせずにそのまま販売することもあります。

 

ということで、
試食の数は年間2千回をこえています。

 

それに、各々冷やご飯になってからも
試食をしています。

 

これは、冷えた状態で召し上がるとき
食味や食感がどうなるかをわかっておくことで
お弁当や料理店さんなどに
おすすめできるお米かをわかるためです。

 

冷えてからの方が甘みがあるお米や
食感が良くなるお米もありますよ。

 

それとは別に
玄米、雑穀、麦ごはんなど
混ぜる割合を変え、時には10割で
試食もしています。

 

こうすることにより
年間を通して、美味しいお米を
高い水準でご提供し続けることを
こころがけています

 

試食ですが、
出来るだけ客観的にしているつもりですが
自分でも知らないうちに好みが勝っている
こともあるかも知れません。

 

私の店でずっとブレンド米を召し上がって
いただいているお客様も

 

ひょっとすると私の好みと同じなのかも
知れませんね。

 

お米は天候などによって毎年同じように
美味しいお米ができるとは限りません。

 

何十年と試食を繰り返していて
何回も試食している同じ産地品種でも
その年取れた新米は、はじめての味なのです。

 

新たに第1回目の試食がはじまるのです。

 

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京都で創業120年の米屋・三平屋米穀店の4代目店主・大久保のこだわり

三平屋米穀店の4代目店主
大久保 義文(おおくぼ よしふみ)

生年月日1962年11月3日

年間2千回以上の試食をする
お米マイスター・大久保のこだわりとは

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