玄米でダイエットその効果は？痩せるの痩せないの？

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玄米を食べてダイエットできますか？

玄米を食べてダイエットできますか？ということですが

ダイエットできます。
正しく続けさえすれば体重は必ず減ります。

その詳しい説明の前に、そもそも玄米ってご存知でしょうか？

私は米屋なので当たり前に玄米って言っていますが実際のところどれだけの方が玄米をご存知かはわかりません。

ですから、まずは玄米の説明からいたしますね。

玄米とは茶褐色の米粒のことです。
普通お米と言えば白い米粒が思い浮かびますよね。

そうです。普段食べているごはんと言えば大抵の方は白いごはんだと思います。

玄米はその白いごはんになる前の茶色、茶褐色かな？色で説明しにくいので写真をご覧ください。

この米粒の色が玄米です。

この玄米の外側の皮をむくとあなたもご存知の白い米粒になります。
ちなみに、むかれた皮の部分が「糠（ぬか）」と呼ばれます。
漬け物のぬか漬けなどに使用されるあの「ぬか」です。

ここではわかりやすいように皮と説明していますが、
その皮の部分である玄米の果皮、種皮、糊粉層と胚芽を取り除くと白米になります。

玄米を食べてダイエットってどうすればいいの？

先ほど紹介したあの玄米を精米せずに玄米のまま食べるわけです。
（精米とは、玄米を白い米粒にすることです。）

なぜ玄米のまま食べるかというと
玄米の、果皮、種皮にはいわゆる食物繊維が豊富に含まれています。

糊粉層、胚芽には脂質が多く含まれビタミンB１、B2なども豊富です。

ですから、白米に比べて玄米は、食物繊維を含め栄養価も高いのです。
特に食物繊維は白米の６倍あります。

この食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があります。

不溶性食物繊維は水分を吸収しやすのでふくらみます。蠕動運動（ぜんどううんどう）を活発にし胃や腸を刺激して便通をよくする効果があります。

水溶性食物繊維は、胃腸の中をゆっくり移動するのでお腹がすきにくいです。

玄米は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が含まれています。

しかし、水溶性食物繊維は不溶性食物繊維ほど多く含まれていません。
玄米１００ｇ当たり不溶性食物繊維が２.３ｇ水溶性食物繊維が０.７ｇとされています。

ちなみに、白米の場合は水溶性食物繊維はごくわずかしか含まれていません。
まぁ、皮の部分に多いから白米の場合は少なくて当然ですが。

ですから、玄米を主食にして食事をするならば水溶性食物繊維が豊富な食べ物をもう少し食べれば食物繊維はばっちりで腸内環境もよくなります。

腸内環境がよくなるということはいらないものは体外に排出して、体調もお肌の調子もよくなります。

当然お腹もスッキリですね。

ちなみに、水溶性食物繊維の多い食べ物は
ごぼう、切り干し大根、干しシイタケなどがあります。
こんぶやわかめなども多いですね。あと豆類も。

玄米の気になるところ

玄米は消化吸収が悪いといわれています。ですから、ちょっときたないかもしれませんが玄米食をしているときにトイレで便をみると粒がわかることもあります。

ですから胃腸の弱っている方や弱い方にはあまりおすすめできません。

それに、よく玄米のアブシジン酸が毒だからよくないといわれています。
発芽抑制する植物ホルモンのひとつなんです。

これは、水に浸けておくことによって無毒化されるともいわれていますので必要以上に気にすることはないと思います。

それこそ、毎日お茶碗に１０杯２０杯と玄米だけしか食べないというのならいざしらず通常の量をおかずといっしょに規則正しく食べるのであれば問題ないと思われます。

それに、だいたい玄米は長時間水につけてから炊飯しますからね。
どうしても気になるようなら発芽玄米にしてもいいですね。
市販品もありますし、ご自分で作られてもいいです。

もう一つよく言われるのがフィチン酸もそうですね。

玄米に含まれていますが、体内でミネラルと吸着し体外へいっしょに排出してしまう成分だといわれています。そのせいでカルシムや鉄分が不足することもあるなんてことも言われています。

一方で、がんを予防する効果があるとも言われています。

こちらも、いっしょに食べるおかずを考えれば気にする必要はないと考えられます。

私は、医者や研究者ではないので詳しいことははっきりいってわかりません。
ただ、私の店で玄米食をずっとされているお客様がいるのはわかっています。

総じて皆さんお元気なのです。
そして、スタイルもいいです。

もちろん、玄米食をしているからだけではないと思います。

日頃から、体を動かすことや玄米以外の食べ物にも気を付けて生活リズムも規則正しくされているからこそだと考えています。

今はもうお亡くなりになりましたが、私の店でもっとも長く玄米食をされていたお客様ががいらっしゃいました。女性です。

そのお客様は、なんと１００歳を超えても元気に毎日散歩をされていましたよ。

しかも、玄米食をされる方は無農薬や減農薬の玄米を食べられますが、このお客様は、は普通の栽培方法の玄米を食べ続けていらっしゃいました。

ちなみに、その息子さんは今も玄米食です。もちろんスリムでお元気です。

玄米を食べるとき噛むことに気をつけよう

玄米を召し上がるときは、よく噛むことを心掛けましょう。
３０回くらい噛んでから飲み込む、なんてことをいう方もいらっしゃいますがけっこう数えるのは面倒です。（私だけかな笑）

ですから、粒感がなくなったら飲み込む感じでいいと思います。
なるべく少量ずつの方がよく噛めますし、満腹感もあります。

はじめは、あごが疲れますが１０日も過ぎればフェイスラインがシャープになってきたことが自分でもわかってきます。標準体重の私でもそうでした。

よく噛むことで満腹感もあるので余分になにか食べることが減ります。
当然体重も食べながら減ってきます。

満腹感のある食べかただから、減食のダイエットと違いリバウンドもないです。

ただ、はじめのほうで書いたように胃腸の弱い方や弱っている方は白米に比べ消化が悪いのであまりおすすめできません。
また持病のある方やご病気の方などはお医者さんに相談してから玄米食をしていいかお聞きになってからにしてください。

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