先日放送された、日本テレビの「嵐にしやがれ」見ましたか。
番組のMJ倶楽部というコーナーで
嵐のメンバー松本潤さんと芸人の宮川大輔さんが出演していました。
このコーナーは「世界のパーティーで盛り上がろう!」
ということで、今回スペイン料理のパエリアを作ることに。
そして、食材であるお米を購入するため神楽坂のお米屋さんへ。
いゃー、お米屋さんとは思えないほどおしゃれなお店です。
私の店ももう少しきれいにしなければいけませんね。(苦笑)
何事も見た目が大事ですから。
そこで、すすめられたパエリアにあうお米がボンバ米です。
ボンバ米って聞いたことありますか?
正直申し上げて、私も知りませんでした。
ただ、ジャバニカ米は知っていました。
ボンバ米はジャバニカ米の中の品種ですね。
しかし私も日本米ほど詳しくしりません。
ですから、今回は、ボンバ米、ジャバニカ米について調べてみました。
目次
ボンバ米って?
さて、ボンバ米とはどういうものでしょうか?
ボンバ米(スペイン語:arroz bomba)は短粒種の米である。主にスペイン東部で栽培されている。パエリアやその他のバレンシア料理で一般的に使われており、そしてしばしばバレンシア米と呼ばれる。アミロペクチンを含む為に短粒である。
Wikipedia
なるほど、えっとわかりましたか?
お米になるイネにはインディカとジャポニカというのがあります。
インディカは、細長い粒です。ジャポニカは私たち日本で作られているお米です。
ジャバニカはジャポニカのグループのなかに含まれます。
ジャバニカは日本のように短粒種の仲間ですが、
その食感などは、ぱさぱさでインディカに似ています。
ですから、インディカとジャポニカの間みたいな感じですね。
そして、ボンバ米はジャバニカに含まれます。
日本で言うと、コシヒカリはジャポニカに含まれているみたいな感じです。
さて、それではボンバ米の特徴を知っておきましょう。
ボンバ米はインドの品種に起源を持ち、中東経由でイベリア半島に持ち込まれたと信じられている。多量にアミロースを含むため、パラパラする特性が知られている。真珠のような白色と揃った堅さの短粒種である。ボンバ米の重要な特性の一つは、はぜることなく2倍から3倍の体積の水を吸収できることである。そのため、調理時には類似の品種よりも多量の水を必要とする。そして調理後に、米の形を良く保つ傾向がある。
ボンバ米はスペインで最も高価な米の品種であり、特にデノミナシオン・デ・オリヘン(DO、原産地呼称)であるムルシア州カラスパーラ(英語版)と同州モラターリャ(英語版)のはそうである。その他の良く知られた産地は、バレンシア州バレンシア県シリャ(英語版)、同州アリカンテ県ペゴ(英語版)、カタルーニャ州ジローナ県パルス(英語版)(パルス米)である。
Wikipedia
特徴としては、パラパラするということです。
日本でいうと高アミロース米の仲間です。
日本の場合は、粘りがあったり、軟らかいお米を好むかたが多いです。
これはご飯に味をつけずそのまま食べるのには適していると思います。
ですが、パエリアのように具材からでる出汁をたっぷりと米粒に吸わせて食べるように
味付けをするには、ボンバ米の方がうまく調理できるということです。
ボンバ米はスペインで最も高価なお米の品種ということで、日本でいうとコシヒカリですね。
そして、その後に書かれた州や県が産地です。
デノミナシオン・デ・オリヘンは食料品に対して与えられる原産地呼称制度です。
もともとワインからはじまったようです。
生産者が安く買いたたかれないようにするために制度ができたようです。
ですから、産地によって価格が変わるということでしょう。
日本でも同じコシヒカリでも産地が違えば価格も違います。
新潟県魚沼産コシヒカリなどは高価のお米として有名ですよね。
スペイン料理のパエリア
パエリアの種類は数え切れないほどありますが、パエリア発祥地とされるバレンシアの人に言わせると、正統派パエリアは2種類あります。まず一つ目は、バレンシア風パエリア(paella valenciana)。スペイン米を鶏、ウサギ、トマト、パプリカ、インゲン豆、オリーブオイル、サフランで調理します。アーティチョークやグリーンピースが含まれることもあります。
二つ目は、漁師風パエリア(Paella marinera)です。こちらは、ムール貝、イカ、エビ、ロブスター、ハマグリ、ニンニク、オリーブオイル、トマト、サフラン、その他貝類等、魚介類を贅沢に使ったパエリアです。ボリューム満点のパエリアは通常、2名以上でシェアして楽しむ料理です。あなたの前に置かれた一般的なパエリア鍋のサイズを一目見れば、その理由はすぐ分かります!https://www.enforex.com/japanese/culture/spanish-rice.html
嵐にしやがれで作ったのは、「シーフードパエリア」でした。
ですから、上記でいうと二つ目の方ですね。
ちなみに、嵐にしやがれでのパエリアのレシピを簡単に紹介しましょう。
鍋にオリーブオイルをしき、タマネギ・エビ、アサリ・インゲン豆・パプリカを入れ炒めていく。
真ん中に穴をあけたらニンニクとパプリカパウダーを入れ、香りをたたせる。
そこへトマトペーストを入れれば、激ウマソースに!開いたアサリとエビを一旦取り出し、代わりにイカとアンコウを鍋へ。
鯛から取ったダシに、トマト・サフラン・パプリカを混ぜ合わせたスープを
鍋に入れ、強火で一気に煮立たせる。塩で味を整えボンバ米を投入。
取り出していたエビとアサリを戻し、火加減を見ながら待つこと20分。うま味がパンパンにつまったパエリアの完成。
今回メインのボンバ米は2キロ、5400円で購入されていました。
どうですか、この価格!
たまにならいいですか?
スペインのお米ですが、日本の山口県萩市むつみで作っているそうです。
ちなみに、ボンバ米も含まれるジャバニカ米は昔は日本でも、もう少し栽培されていました。
水田で作る水稲栽培ではなく陸稲栽培、畑ですね。
ちなみに、古くは泡盛の原料でもあったようです。
どうしても、ボンバ米で作ったパエリアが食べたいといことであれば
テレビに出てきたお米屋さんが450g1080円(税込)で販売されています。
オンラインショップもされていましたが現在は販売されていないようです。
https://www.akomeya.jp/shop/g/g4573111650809/
ちなみに、このお米屋さんとは何の関係もございません。(笑)
ただ、やっぱり価格が高いなとお考えなら
古米で硬めの品種ならパエリアも比較的うまくできそうですよ。
古米ですから、価格も安いですしね。
その前にパエリアがどうしても食べたいかどうかということもありますが。(笑)
ご意見ご質問がございましたら下記LINE公式アカウントにご登録いただいてメッセージをいただくかお電話にてお問合せくださいね。