新米!西の魚沼、島根県奥出雲仁多米コシヒカリ
美味しいお米といえば魚沼コシヒカリ!
よく耳にしますよね。
そんなこともあり、美味しいお米の引き合いに「魚沼」という名称が使われることがしばしばあります。
そんなお米の中に、島根県奥出雲仁多米コシヒカリがあり西の魚沼と呼ばれています。
別に「魚沼」ってつけなくても良いのになと思うのですが、その方が美味しいお米と消費者にわかりやすいからかな。
目次
やっぱり魚沼産コシヒカリが日本一美味しいの
ある日のこと、お客様が「コシヒカリの中で魚沼産が日本一美味しいのでしょう?」という質問をされました。
私は、「そんなこともないですよ」「その年の天候によって食味や品質も変わるしお米を作る農家さんによっても変わりますよ。」とお答えすると。
お客様は「じゃあ、魚沼産のコシヒカリより美味しいコシヒカリはありますか?」
私は「そりゃ、いっぱいありますよ。」
いつからなんでしょうね。
はっきり覚えていませんが、魚沼産コシヒカリが日本一美味しいコシヒカリの代名詞となりました。
でも、美味しいコシヒカリは魚沼産だけではありませんよ。
現に、平成29年産米の米の食味ランキングでは魚沼産のコシヒカリが最高位の特Aランクから陥落していますからね。(その後は特Aランクに返り咲いています)
魚沼産コシヒカリに負けないいや、それ以上の食味のコシヒカリは日本全国いたるところにあります。
今回ご紹介するコシヒカリもその数ある産地の一つです。
このお米その食味と品質から西の魚沼との呼び声もあるコシヒカリなんですよ。
って、
結局「魚沼」って言葉がつくのですね。(笑)
本当に、確立されたブランドって強いですね。
比較対象としてよく使われています。
ま、仕方ないです。
さて、このコシヒカリの産地ですが島根県仁多郡奥出雲町で作られているお米です。
出雲國 仁多米(にたまい)
島根県奥出雲町は、中国山地の山々にに囲まれた標高400m内外の自然豊かな町です。
松本清張の「砂の器」の舞台としても有名です。
この奥出雲で収穫されるコシヒカリがなぜそんなに美味しいのかを説明しましょう。
まずはなんといっても水です。
面積の86%を占める豊かな森林で蓄えられたミネラルが豊富な水と雪解け水で作られています。
水田は標高300~500mにあり、昼夜の温度差が大きいので甘みのある美味しいお米になります。
地元の和牛の完熟堆肥による安全安心な土づくりによって栽培されています。
食味コンクールでは最高位を取ったこともある西日本で美味しいコシヒカリの産地として米業界では有名なんですよ。
今年の新米の食味はどうですか
過去が美味しくても今が美味しいお米でないとダメですよね。
それじゃあ、今年の新米の出来はどうなんでしょうか?
ちなみに平成30年産米のことです。
とその前に、過去も良食味として人気があったこの仁多郡奥出雲のコシヒカリです。
私の店でもずっと前からこの仁多米コシヒカリを販売してきました。
ただ、私的には、ここ数年はそんなに突出した良食味であるとは思いませんでした。
まずいと言っているのではありません。
美味しかったのですが他府県の良食味のコシヒカリに比べて特別に抜き出て美味しいとは感じなかったということです。
そして今年は平成最後の新米コシヒカリです。
令和2年産の新米は現在未入荷です。
はたしてその食味は
ジャジャーン!!
ちょっと大げさですかね(笑)
私が試食した今年の仁多米コシヒカリですがここ最近では一番良いのではないかと感じるほど美味しかったですね。
粘りもあり粒の食感もよかったですね。
ぜひ、一度ご賞味くださいね。
正直言って、価格は普通のお米よりは高めですね。(笑)
※現在仁多米コシヒカリは取り扱っておりません。
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