新米の秋です。
美味しいお米の産地として有名な新潟県の新米も収獲されています。
その新潟県の西に位置する佐渡島でもお米づくりが盛んです。
特にコシヒカリは米食味ランキングで最高位の特Aランクの常連なのです。
令和4年(2022年)産の新米の品質や食味はどうなっているでしょう。
目次
新米新潟県佐渡産コシヒカリの品質は?
令和4年産(2022年)の新米新潟県佐渡産コシヒカリの品質はどうなのか?
ここでは、私の店に第一回目に入荷した新米についての評価です。
ですから、今年収穫されたすべての新米佐渡産コシヒカリの評価ではありません。
今回入荷した新米はすべて農産物検査で最高ランクの1等米でした。
減農薬減化学肥料栽培のコシヒカリです。
品質的には昨年よりも少し外観が悪いように感じました。
昨年の佐渡産コシヒカリと比べてみると少し白い粒が多いように思います。
左が令和3年産米 右が令和4年産米
やはり、ここでも高温障害がでているのか。
それとも断続的な大雨など天候不順が影響しているのか。
もちろん1回目の地域だけなので今後入荷する新米は品質がいいかもしれません。
それに極端に悪いということではありません。
ほんの少しというところですね。
そして、外観が悪いからといって必ずしも食味もまずいということではありません。
食味に関しては、次で紹介しています。
佐渡では環境に配慮した減農薬減化学肥料の栽培方法で品質の向上、美味しいお米づくりに励んでいます。
新米佐渡産コシヒカリは美味しい
入荷した新米新潟県佐渡産コシヒカリを精米して試食しました。
生米の外観は昨年よりも若干劣っているようにも見えましたが食味は上々です。
さすが、佐渡産コシヒカリ美味しいお米です。
令和3年産米食味ランキングでは、まさかの特A陥落でした。
逆に、令和4年産は基本技術と土づくりのを徹底して特A復活を目指して栽培されました。
それだけに、復活の美味しさといってもいいのではないでしょうか。
佐渡産コシヒカリの特徴
美味しいお米に共通している炊き上がりのつやや香りが良いです。
甘みやうまみもあります。
コシヒカリ特有の粘りもばっちりです。
新潟県産コシヒカリのなかでも佐渡産コシヒカリは粘りがあります。
米処として名高い新潟県。
そのなかでも魚沼産コシヒカリは特に有名ですよね。
その魚沼産に負けず劣らず、いや、勝るとも劣らないという評価もあるほど
品質がよく環境にやさしいお米づくりしているのが佐渡です。
天候がお米の出来に大きく影響する米づくりですが
不順な天候でも安定した栽培方法で極端な食味低下にならないように努力されていますね。
私の店では、「朱鷺と暮らす郷」というブランドの佐渡産コシヒカリも仕入れています。
このお米の新米はもう少し後の入荷になります。
第一回目の新潟県佐渡産コシヒカリの新米を試食した限りでは
朱鷺と暮らす郷コシヒカリの食味もまずは問題ないと考えています。
はやくすべての新米が入荷するのが楽しみです。