「さがびより」というお米の品種はお米ランキングで最高位特Aランクになった佐賀県の品種です。
佐賀県ってけっこういろんな品種を栽培しているんですよ。
美味しいお米も多くあります。
そのなかでも美味しいお米として評判の「さがびより」ってどんなお米でしょうか。
目次
佐賀のお米、さがびより
「さがびより」というお米をご存知でしょうか?
名前からもわかるよに、「さが」県のお米です。
「びより」はわかりますよね。日和(びより)です。
さがびよりのリーフレットには、名前の由来として
心も晴れやか、佐賀日和
佐賀のおだやかな気候、肥沃な大地、豊かな水、豊潤な自然の恵みを生かして、農家は雨の日も風の日も、日々米づくりに励みます。
気候が大きく変動するなかでも知恵と努力を重ね、やっと迎えた収穫の日は、この上なく晴れやかな佐賀日和。
この思いをこめた「さがびより」は、これからの食卓を支える佐賀県の誇りです。と書かれています。
さがびよりは、
平成10年佐賀県農業試験研究センターにおいて、「天使の詩」(これも佐賀県のお米です)を母に、「あいちのかおりSBL」を父として人工交配を行い、以後すぐれた形質を持つものを選抜・育成して生まれました。さがびよりとしては平成21年からデビューです。
ちなみに、あいちのかおりSBLという品種は「あいちのかおり」という昭和62年に育成された昔からある品種でその特長をそのままに「SBL」縞葉枯病といもち病に抵抗性を持たせたお米です。
Sは縞葉枯病(しまはがれびょう)(Stripe)BLはいもち病(Blast)に対し抵抗性を持つことを意味しています。
さがびよりの米袋のデザインがおもしろい
「さがびより」の精米が入っている米袋のデザインがおもしろいので紹介します。
残念ですが、私の店ではこの精米袋を使用していません。すみません。
縦に書いてある 「さ が び よ り」の文字を一つずつ入れて文章にしています。
まずは、
「さ」は「米のうまさはさがの誇り」
「が」は「町で噂のがばいうまいっ!
「び」は「もっちりびっくり「さがびより」」
「よ」は「甘みよいツヤ、よい香り
「り」は「りょうり自慢も選ぶ米」
なかなかうまく言葉を選んでますね。ちなみに、「が」の〝がばい″は「とても」とか「非常に」という意味の佐賀弁だそうです。
ちなみに、米袋に下記の絵が入っていますが、これは、さがびよりキャラクターの「ひよりちゃん」と「ちゅんくん」です。(笑)
「さがびより」の仲間たちとしてちゃんとしたプロフィールもあるんですよ。
太陽みたいに明るく元気な「ひよりちゃん」
米どころ佐賀で、すくすく育つかわいい女の子。
趣味は外で動物たちと遊ぶこと、ふっくらご飯とお味噌汁が大好きです。
もちろんおにぎりも大好き。動物たちと一緒に食べたりします。
「ちゅんくん」は「ひよりちゃん」の大の仲良し。
甘えん坊でいっつも「ひよりちゃん」にくっついています。
いつからか「ひよりちゃん」をお母さんだと思いこんでいるようです。(笑)
以上さがびよりのリーフレットから抜粋
8年連続米食味ランキングで最高位特Aランクの5つの特長
- つやがより
- 粒が大きく、しっかり
- 食感はもっちり
- 甘み、香りがよい
- 時間がたってもおいしい(おにぎり、お弁当にもあいます)
一般財団法人日本穀物検定協会というところが、毎年お米のランキングを発表しています。そこで2017年産まで8年連続で最高位である特Aランクになっているお米なんです。
2018年(平成30年)産のランキングはまだ発表されていません。
さがびよりを試食した感想は
先日2018年産のさがびよりを試食しましたが美味しかったです。他のお米を含めた3種類で試食したのですが、同じ水加減だと少しやわらかく感じました。本来の特性であるしっかりの食感がいまいちだったのですが、これは水加減が他の2種類よりも少し控えめの方がよかったようです。
でも水加減が多めになったにも関わらず甘みがあったので、水加減を少し控えて炊けば甘みもさらに増し食感もしっかり、もっちりと良い感じになりそうです。
ちなみに私の店で販売しているさがびよりは特別栽培米と言って通常の栽培方法で使用する農薬や化学肥料を5割以上減らして栽培しているお米です。
私が運営している下記ネットショップ京のすしこめでも販売していましたが令和2年産は現在販売していません。
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