米の産地 米品質・米特徴

佐賀の美味しいお米・食味ランキング特A

投稿日:2018年10月13日 更新日:

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佐賀の美味しいお米・食味ランキング特A

 

近年各産地は品種改良などを重ね
その産地独自の美味しいお米を開発しています。

佐賀県でもお米食味ランキングで最高位の特Aランクになるなど
美味しいお米が作られています。

佐賀県のお米知っていますか

「佐賀県のお米って美味しいのですか?」

ご来店されたお客様が私に質問されました。

いきなり来店されてそんな質問するのかな
と思われるかもしれませんが、

その時、店頭に佐賀県の玄米30㎏入り袋が
置いてあり、それを見たお客様が
先ほどの質問をされたわけです。

 

そして私は答えは
「美味しいですよ」
「米の食味ランキングでは最高ランクの特Aになっています。」

 

私の店は京都市にありますので
お客様にとって佐賀県のお米というのは
あまり見聞きしない九州の産地です。

ひと昔前までは、
九州の宮崎県のコシヒカリが
早く収穫される新米として
多少認知されていました。

米以外では、
福岡県の博多ラーメン、ソフトバンクホークス、明太子
大分県の別府温泉、湯布院温泉
熊本県のくまモン、阿蘇山
鹿児島県の桜島、西郷隆盛
長崎県のちゃんぽん、ハウステンボス、カステラ

等々は、思い浮かびますよね。

でも
佐賀県で知っているものと聞かれても
ぱっと思い浮かばないと
以前どこかのテレビで言っていました。

 

佐賀県の方々申し訳ございません。
本当にテレビで放送されていました。

私の意見ではないのでご容赦ください。(汗)

私は有田焼や伊万里焼、吉野ケ里遺跡など
いろいろ思い浮かびます。

そして、米屋の私にとっては
なんといってもお米です。

 

米業界で佐賀のお米は有名です

そうなんですよ。

米屋業界では、けっこう佐賀県の
お米のファン多いのです。

 

佐賀県独自の品種を開発していますし
どれも良食味で品質も安定しています。

 

この品質の安定というのは、
佐賀県が全国に先駆け共同で
お米の乾燥や調整をする施設の
整備をすすめてきたからです。

 

いまでは、その施設が
共同乾調製燥貯蔵施設(カントリーエレベータ)は30か所、
共同乾燥調製施設(ライスセンター)は103か所
実に、約80%という高い普及率で、
安定した品質と供給体制を維持しています。

 

これによりお米の品質が均質化し
いつでも安定した品質のお米が
入荷するようになりました。

 

さらに、各施設には色彩選別機
などの導入を進めながら、
もう一段上になるお米の
品質・安定性を追求しています。

色彩選別機とは
変色した米粒など不良な粒をはじき
きれいな米粒だけにする器械です。

そして、トレーサビリティ(追跡可能性)の体制が
しっかりしています。

施設内における各調製段階の処理履歴を記録・整備しているので
品質事故など発生時の追跡、原因解明の迅速化が可能になっています。

 

どのようなお米があるのかな

それでは、佐賀県のいくつかのお米を紹介しましょう。

さがびより

雨が降り続いたり強い風が吹いたり、
気候が大きく変動する中でも知恵と努力を重ね、
収穫する秋には笑顔で晴れやかな佐賀日和(さがびより)
を迎えられますように・・・。
そんな「思い」を込めて、『さがびより』と名づけたそうです。

つやがあり、粒が大きく、もっちりした食感で
甘みや香りがあるのが特徴です。
とJAさがでは紹介しています。

私が食べた感じでは、
弾力のある歯ごたえで
噛めば噛むほど甘みがますようでした。

ちょっとしっかりめの食感が
お好みの方には特に合うと思いますよ。

平成29年産米の食味ランキングでは
最高ランクの特Aです。

 

 夢しずく(ゆめしずく)


「キヌヒカリ」と「ひとめぼれ」を両親に、
純佐賀県生まれの品種です。

ほどよい粘りと優れた味わい、
ふっくらツヤのある光沢が
高い評価を受けており、
佐賀を代表する逸品です。はJAさがの紹介文です。

私が食べた感じでもちょっと軟らかめの食感でした。

平成29年産米の食味ランキングでは
最高ランクの特Aです。

 

天使の詩(てんしのうた)

平成5年に佐賀県農業試験研究センターにおいて、
「西海201号」を母に、「関東165号」を父に
人工交配によって誕生しました。

その後様々な研究が重ねられ、
平成15年に奨励品種に認定されました。

炊き上がりは、光沢があり冷めても
ほどよい粘りと甘みがあるのが特徴です。とJAさがの紹介文です。

私の食べた感じでは、29年産に限ってはちょっと硬めでした。
例年はもう少し軟らかい食感なんですが、
食味はどちらかというとあっさりめですね。

 

七夕こしひかり(たなばたこしひかり)

佐賀県西南部の有明海に面した平野部、
白石町で栽培される極早期栽培のコシヒカリです。

県内で一番早く収穫されるお米で、
旧暦の七夕のころ(8月7日前後)
に収穫されるため、「七夕コシヒカリ」と命名されました。

同県の特別栽培農産物の認証を受けた
減農薬・減化学肥料栽培に取り組み、
品質重視の米づくりを心がけ、
夏の暑い時期に刈り取るため、
収穫後2時間以内に共同乾燥調製施設において
通風処理を行います。

堆肥や有機質配合肥料を使用して
栽培するお米ですから、
モチモチとした食感で、
甘みがあり、ピカピカに炊き上がる自信の良食味米です。

例年8月初旬に収穫される新米としては
最高級クラスの品質と食味ですが
近年天候の影響か品質にばらつきがあります。

特に平成30年産は佐賀県のお米にしては、
粒も小粒で白い米粒も散見していて
あまりよくありませんでした。

早く取れてすぐにりなくなるお米なので
一発勝負的なところがあるのは仕方ないかな
と思うのですが今までが美味しく安定していたので残念でした。

今年は珍しくはずれでしたが、
例年は早い時期の美味しい新米として人気があります。

 

その他にも

たんぼの夢(たんぼのゆめ)

ヒノヒカリ(ひのひかり)

上場産こしひかり(うわばさんこしひかり)

などがあり、どれも高品質、良食味です。

 

もち米

佐賀よかもち(ヒヨクモチ)

この「ヒヨクモチ」というもち米は
「佐賀よかもち」の名称で
全国的に販売されていますので
ご購入や、どこかの飲食店などで
召し上がっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

佐賀米について
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