雪若丸?
なんのことだかわかりますか?
お米の品種の名前なんですよ。
読み方は、そのまんまなんですけど「ゆきわかまる」っていいます。
このブログでも昨年も少し紹介しましたが
今年度産は、日本テレビ系の満点青空レストランという番組で紹介されたりしますので昨年以上に人気が出るかもしれません。
そんなことを聞くと一度食べてみたいなと思われるのではないでしょうか。
とはいえこのお米がどんな感じのものなのか?
あなたのお口に合うのかどうか、特性を知らなければ購入するのも躊躇しますよね。
そこで、今回はこの雪若丸を紹介しましょう。
目次
田中圭さんも絶賛!
昨年に引き続き俳優の田中圭さんが雪若丸のイメージキャラクターに起用されています。
ご飯の試食タイムでも箸が止まらず「めっちゃおいしいです!
本当にこの、なんすかね、お米!っていう…めっちゃおいしいです」と感激。
山形牛のステーキまで登場すれば「あ~あ…すいませんね、みなさん」と
フラッシュを浴びせる報道陣を気遣いながらも“本気食い”を披露していた。ORICON NEWSより
山形県の新品種「雪若丸(ゆきわかまる)」!
山形県では米処東北ということもありいろいろな品種のお米が作られています。
はえぬき、コシヒカリ、ひとめぼれ、あきたこまちなどに加え、近年は「つや姫」という品種の人気が高いですね。
そんな山形県の人気米「つや姫」の弟としてこの雪若丸が誕生しました。
まずは、雪若丸の名前の由来です。
「雪若丸」のしっかりした粒感や稲姿(いなすがた)などが男性的であること、際立つ白さとつやのある外観が雪のように美しいことを表しています。
さらに、白さとつやの特長が「つや姫」に似ていることに加え、山形県で「つや姫」の次に生まれたお米であり、「つや姫」の弟をイメージさせるのにふさわしいとして、この名称に決まりました。
山形県は雪国であり、雪は豊かな水源となり、豊かな恵みをもたらします。
そういうことからも雪という字がついたんですね。
雪若丸の特性
食味
炊飯米の白さ、外観、光沢、味が優れ、「はえぬき」より食味が優れる。
食感
しっかりとした粒感と適度な粘りが両立した“新食感”
県内産品種との比較では、粘りと硬さ(しっかりした粒感)のバランスが、これまでにない新食感。
他県産銘柄品種と比較しても同様の傾向。と、山形「つや姫」「雪若丸」ブランド化戦略推進本部HPに紹介されています。
でも、「はえぬき」よりも食味が優れるとありますが、「はえぬき」を召し上がったことがなければいまいちピンとこないのではないでしょうか。
「はえぬき」というのは、平成3年に開発された山形県のお米の品種ですが、特性としては粘りが強く歯ごたえがあり、食味的にはコシヒカリに匹敵するほどです。
米の食味ランキングでも平成27年までは、最高位の特Aランクの評価をされていたお米です。
いまでも山形県では多く作られているお米です。
しかし、近年は平成20年に開発された「つや姫」が山形県のリーダー的なお米になっています。
つやがあり、粒ぞろいがよく、白く光る外観で、食味も甘み、うまみがあってはえぬきやコシヒカリを上回る美味しさと言われています。
そして、米の食味ランキングでもずっと特Aの評価を受けています。
雪若丸は昨年に本格デビューとなりましたが、この米の食味ランキングではいきなり特Aの評価でした。
下記をみても雪若丸の評価が高いですね。
こんな人に向いている
デビューそうそう評価の高かった雪若丸ですが、誰が食べても美味しいのか?
うーんどうでしょう。やはり好みによっては合わない方もいらっしゃいますね。
このお米に限らず一定のレベル以上のお米の食味の評価は最終的には個々の好みが決め手となります。
簡単に言えば、硬めのごはんが好きな方に軟らかいごはんをすすめても、あまり美味しく感じない。
逆もありです。
甘めのお米が好きな人に淡白なお米をすすめても合いませんよね。もちろんこれも逆もあり。
というわけで、
雪若丸ですが、コシヒカリが好みの方には少し合わないかもしれません。
どちらかというと硬いというか歯ごたえがある感じですね。
大粒なので、粒感が大事という方には良いと思います。
どちらかというと食感重視の方に合いそうです。
もちろん味が悪いといことではありませんよ。
食感としては下記を目安にされるとわかりやすいかも。
山形県内産品種との比較
山形県水田農業試験場、平成20年~27年産]
他県産銘柄品種との比較
[県産は農総研センター産、他県銘柄品種は 首都圏米穀店から購入(平成28年産)]
今年の雪若丸
今年の雪若丸の出来はどうでしょうか?
すみません。まだ今年の新米入荷していません。
というのも新米が10月中ごろから出始めてきたところなので当店の入荷はもう少し後になります。
出来は、今年の早めに収穫されたお米は西日本、東日本とも高温による影響で品質が例年よりも悪いものが多いようです。
雪若丸のイネの高温耐性は“やや強”ですので大丈夫なのではと思います。
ちなみに、近年は高温障害が多いため、どの産地の新品種も高温耐性を考慮する傾向です。
お米の新食感を体験したいならぜひ一度雪若丸をお試しください。
私の店でも近日中に販売予定です。
5kgで2千円代後半くらいの価格です。
販売体制が整い次第このブログで追記します。
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