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日本一に2度なったお米土佐天空の郷米ってありますか?

投稿日:2018年11月15日 更新日:

 

テレビで放送された土佐天空の郷というお米

「テレビで放送されていた土佐天空の郷っていうお米が
こちらで販売されていると聞いたのですが」

というお電話をいただきした。

 

「はい、ありますよ」
「土佐天空の郷米には2種類あるんです」
「‟にこまる“と‟ヒノヒカリ”という品種です」

 

「私の店には、どちらもあります」

 

「特長を簡単に説明すると
にこまるは、粒揃いが良くって
ふっくらつやつや炊き上がります。
粘りがあり、もちもち食感で甘みがあります。」

 

「ヒノヒカリは、もっちり甘く、
しっかりとした食感が特徴です。
口当たりはやや固めで、噛むほどに旨みが広がり、
冷めても味が落ちないのでお弁当にも最適」

 

「食感でいうとにこまるは、軟らかめで
ヒノヒカリはそれよりは少し硬めということです」

 

「ちなみに、お米のコンクールのひとつで
‟お米日本一コンテストinしずおか“という大会が
あるんですけど、一番美味しいお米の賞を
2度とっていますがどちらも“にこまる”のほうでした」

 

「でも、ヒノヒカリも優秀賞に入賞しているので
どちらも人気があります。あとはご自分の好みでしょう」

 

このお客様は以前百貨店で
この土佐天空の郷が販売しているときに
購入されたそうで

美味しかったので
近くで販売している店がないかと調べたところ
私の店があったということでした。

 

早速、ご購入いただきました。
土佐天空の郷ヒノヒカリのご注文でした。
配達でお届けです。ありがとうございました。

 

 

 

土佐天空の郷というブランド米

この土佐天空の郷米が作られている
高知県本山町というところは

 

町面積の9割が山林という中山間地で
耕作条件が大変不便な棚田でのお米作りです。

 

そんな大変な米作りなのに
お米の価格は低迷し、そのうえ肥料の高騰などにより、
水稲での経営が困難な状況となっていました。

 

当然こうなると、後継者が育たず農家の高齢化が進みます。
このままでは、棚田の耕作放棄地を増加させることとなり、
水田と共に築かれてきた農山村の暮らしや
環境も崩壊しかねない状況になってしまう。

 

この地域のみならず、日本全国が抱える問題ですね。

 

しかし、この状況をなんとかしょうと

平成20年2月に、
本山町特産品ブランド化推進協議会を設立したそうです。

 

1年間いろいろな調査をし、試行錯誤しながら
ブランド戦略を考えました。

 

そうして、この「土佐天空の郷」を
ブランド米として平成21年より販売を開始。

 

その年‟米・食味分析鑑定コンクール”という
お米の大会で特別優秀賞を受賞。

 

そして、冒頭紹介した‟お米日本一コンテストinしずおか”で
見事、日本一に輝きました。

 

なんでも、この当時この大会で
西日本で初めて、コシヒカリの品種以外でも初めて
の受賞だったそうですよ。

 

出品された中での日本一ですので
この大会では、ということになりますが

お米自慢の農家が我こそはと相当数
参加しているのでハイレベルな大会だと言えます。

 

その後も土佐天空の郷の取り組みとして

 

全国各地のコメの販売店を招いた
産地見学ツアーをしました。

 

私も招待されていたのですが
先約があり残念ながら参加できませんでした。(涙)

 

他にも
県内の親子を招いた「田んぼの生き物調査隊」、
水田の果たす役割やその大切さなどを
伝える勉強会などを開催したり

 

「天空の郷芸術祭」と題し、
古代米を使った田んぼアートの製作や
収穫祭、棚田の一画を会場にしたコンサートなど、

 

写真のコンクールなんかもやってました。
天空の郷というほどですから良い風景がいっぱいです。

 

農家と消費者とのふれあいで心に残る棚田
「土佐天空の郷」の創造を目指し取り組みを続けていらっしゃいます。

 

 

土佐天空の郷米との出会い

私の店では、この土佐天空の郷米が
まさに上記の日本一になったタイミングで
ある米の卸売会社から紹介されました。

 

私にとってそれまでの高知県のお米は
普通の産地よりコシヒカリなどの新米が
早く取れるだけの季節ものという感じでした。

 

もちろんそれまでも
高知のお米を販売していましたが
別にとりわけ美味しいお米の産地とも
思っていませんでしたので

 

このお米を紹介された時も
「ほんまに美味しいの」と
担当者さんに何度も確認したくらいです。

 

それでもけっこう担当者さんが押してくるので
契約することにしました。

あっ、このお米は前もって年間これくらい
という数量を契約するんですよ。

 

 

ただ、その産地のお米を1度も食べたことがなく
価格も高いお米だったので
「高知県のこんな高い米美味しいのかな、売れるのかな」と
半信半疑で新米が入荷するのを待ちました。

 

いよいよ11月に新米が入荷しました。
高知県で11月に新米ってと思う方が
いらっしゃるかも知れませんね。

品種によっては遅く取れるものがあるんです。

 

試食マニアの私、
にこまる、ヒノヒカリを精米して早速試食です。

 

「確かに、うま~い」

 

安堵感です。
高くてまずかったらどうしょうと思ってたので

よかった、これで売れる。

 

ま、仕入れの数量を年間分計算して予約したので
少々高くても美味しいお米が欲しい方に
ぼちぼち買っていただければいいかな
と思っていました。

 

ところがです……

 

 

「土佐天空の郷」人気大爆発!

22産米は日本一になったのもそうですが
当時人気のあった番組TBS「はなまるマーケット」や
今や毎年新米の時期になると珍しいお米を紹介する
日本テレビ「満天☆青空レストラン」など
多数の人気テレビ番組で美味しいお米として紹介されたのです。

そのテレビ放映の影響で、爆発的な出荷状況となり
産地にも在庫がないという状態に陥りました。

なんでも当時の年間販売量を
たしか、2ケ月くらいで完売したと言ってました。

 

そこまでのことになっているとは
まったく私は知りませんでした。(笑)

 

当時も細々とネット販売もしていました。
年間の契約数量はそんなに多くはありませんでしたが
ネットでも少しずつお米好きの人に
売れればいいかなと販売していました。

 

ほんと細々となのでというか
片手間にやっていたので(苦笑)
毎日売れるわけでもなく
たまに、ポッと売れる程度でした。

 

ま、これならネットのほうでは
売り切れることはないかと
思っていました。

 

しかし、私の知らないところで
状況は変わっていたんですね。

 

ネットで土佐天空の郷のお米が
毎日売れるようになっている。

 

あれ、しかも日ごとに
販売量が増えている。

 

この時点でも
なぜ、販売量が増えているのか
わかりませんでした。

 

「たまたまかな?
SEO対策なんかなんにもしてないもんな」

 

そのうち
「年間分60㎏確保できませんか?」
という電話までかかってきました。

 

そこではじめて
卸売会社さんに電話して
事の成り行きを聞いた次第です。

 

心の中で
「うーん、でもそれにしては
販売数が増えるまで時間差があったな」

 

ほかの店ではもっと早く売れだしていて
中には年間契約分全部売れてしまった店も
増えてきているとのことでした。

 

「あっ、それでわかった」

 

売り切れの店が増えているので
どうしても欲しい方が
一所懸命に販売店を探した結果
やっと私の店にたどりついたのだ。

 

そこまでならないと、でてこないほど
私のネット店は
ネット上で埋もれているということね(涙)

 

まっ、ともあれ私の店も完売しました。(苦笑)

 

土佐天空の郷米の課題

新品種や新しく取り入れた栽培方法や取り組み
などにありがちですが

 

はじめは、良いものが作られています。
お客様からも、ほとんどが良い評価です。

 

しかし、年数がたつと
全体的に品質がおちるというか
ムラがあるようになってきています。

 

やりはじめの時の気持ちからの変化や
生産量の増加、栽培方法の改善
そのお米への食べ慣れなど
様々な原因が考えられます。

 

特に最近は、天候不順な年が多くなり
全国的にもお米の出来にムラがあります。

 

この土佐天空の郷のお米も
ここ数年とくに、2,3年は
生産者によって品質のムラが
大きくなっています。

 

土佐天空の郷は
厳しい独自の基準に合格したお米以外
そのネーミングで売ることも
米袋を使うこともできません。

 

それにも関わらず
ムラがあるのはいけません。

その事は卸売会社を通じ
産地に伝えてもらっています。

 

その声が届いたかどうかは
わかりませんが

 

先日入荷した平成30年産は
にこまる、ヒノヒカリとも
食味、食感とも合格点です。

 

しいて言えばちょっと甘みが足りないかな。

 

まだ、1回目の入荷なので
全体はわかりませんが
今年は期待できそうです。

 

土佐天空の郷のお米について
ご意見ご質問がございましたら
下記LINE@にご登録いただいて
メッセージをいただくか
お電話にてお問合せくださいね。

私が運営している下記ネットショップ
「京のすしこめ」でも
土佐天空の郷米も販売しています。

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三平屋米穀店の4代目店主
大久保 義文(おおくぼ よしふみ)

生年月日1962年11月3日

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